フェラーリ、世界に1台のワンオフモデル『CZ26』・・SF90ストラダーレをベースに新たなスタイルのアイデンティティを構築

2026.08.28

フェラーリは、オーナーの要望をもとに専用デザインを描き、世界に1台だけのフェラーリを製作する“特別プロジェクトプログラム”の一環として、フラビオマンゾーニ氏指揮のもとフェラーリデザインスタジオが設計したワンオフモデル『CZ26』を発表した。

『CZ26』のスタイリングは、水平基調を強調したフォルムとひときわ個性的な2ボックスシルエットを採用。カプセルを思わせるピュアな中央のボリュームを、4つのホイールアーチ周辺に配した力強い造形が支えることで、路面に吸いつくような安定感のある佇まいを生み出している。

全体のフォルムは、フロントマスクを起点に展開され、ひとつの要素を押し出すようにして車体全体を形づくる構成。フロントには、専用のライトユニット、ブレーキ冷却用エアインテーク、センサー、各種テクニカルエレメントを一体化し、車幅いっぱいに広がる機能的なフロントマスクを配置しつつ、極薄モジュールによる格納式のようなライト表現が先進的な印象を付与。さらに、独特な垂直のリーディングエッジを備えた断面形状が力強く自信に満ちた表情を演出。専用設計のホイールは、グロスブラック塗装とマイクロビーズの噴射によって得られるポリッシュ効果のショットピーニング加工の組み合わせ。未加工チタン製のエキゾーストエンドパイプが全体を引き締め、『CZ26』のテクニカルかつ高性能な本質を表現。外板色は、液体のような質感を備えた専用シルバー色「Argento Veloce」を採用し、豊かな面構成と造形の精密さを際立たせた。また、コントラストとして配された「Rosso Lampante(特別な赤色のアクセントカラー)」は、テクニカルなエレメントを強調し、ダイナミックな個性を演出。さらに、顔料を練り込んだカーボンファイバー製エレメントが、ボディシェルの複雑な造形をいっそう引き立てている。

エアロダイナミクスも再構築。フロントの造形は、冷却システムと気流の制御を再設計し、中央に配置されたラジエーターの角度を変更するとともに、専用のバイパスダクトを採用。これにより冷却性能を高めながらフロントのダウンフォースも同時に向上させた。車体下面とボルテックスジェネレーターも全面的に見直し、エアロダイナミクスのバランスの最適化が図られている。フロントバンパーの両端には、前輪まわりで発生する乱気流を制御し、空気抵抗の低減に貢献するエアカーテンを造形。リアは、全面的に再設計し、高い空力効率を維持しながらダウンフォースを増大させる大型の上部スポイラーと専用ディフューザーを採用。リアウインドウ周辺にも専用の開口部を設け、あらゆる走行条件でエンジンルーム内の熱を適切に排出できるようにしている。

内装の主役は、専用設計の積層造形によるシートインサートと組み合わせた特別なブラックのテクニカルファブリック。「Rosso Lampante」のディテールが外観のカラーテーマを呼び起こし、さらに専用「CZ26」ロゴをあしらった刺繍も施されている。ドアパネルとダッシュボード上部に配されたボディ同色のエレメントも、インテリア全体をまとめ上げている。キャビンは、ルーフとピラーにブラック仕上げを施すことでボディと調和させ、ボディシェルにはめ込まれたセルのような印象を表現。この処理により、プロポーションの純粋さと全体の視覚的な軽やかさがさらに際立たせている。

監修者
家田浩二

家田 浩二

株式会社ファンカーズ 代表取締役

「過去ではなく、現在と未来を見る」という理念のもと、自社ローンを活用した車の購入サポートを展開。金融事故や信用不安を抱える方でも愛車を手にできる環境づくりに取り組み、車を通じた社会的信用の回復を全力でサポートしている。

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