気になるレクサスの新型SUV『UX』

レクサスは、8月2日より開催したインドネシア国際モーターショー(GIIAS)2018において、新たなSUVとして誕生した『UX』をアジアで発表した。更にレクサスのエントリーモデルとしてこの冬、日本市場に投入されることも発表されている。
UXのコンセプトは、「Creative Urban Explorer」。新たなライフスタイルの探求を提案する都会派コンパクトクロスオーバーである。また、UXはSUVのラインナップで、一番コンパクトなモデルになる。

レクサスには、同じボディタイプの「RX」「NX」がある。RXが全長4890×全幅1895×全高1710mm、ホイールベース2790mmで、NXが全長4640×全幅1845×全高1645mm、ホイールベース2660mmという2台で展開していた。これに対してUXは、全長4495×全幅1840×全高1520mm、ホイールベースは2640mmというサイズ(欧州仕様)になる。現状のRXとNXではボディサイズが大きくて日本の道路事情では少し扱いにくいと思っているユーザーもいるはず。そこで、期待されるのが手頃なサイズになったUXでしょう。

メカニズム面は、レクサス車として初めて、新世代GA-Cプラットフォームを採用。GA-Cプラットフォームの採用で、ボディが高剛性ながら軽量なものとなり、より低重心化が促され、優れた操舵応答性・操縦安定性を実現。
安全性能では、衝突回避や高度運転支援機能となる「Lexus CoDrive」を含む、第2世代の「Lexus Safety System +」を搭載。進化点は、日中の自転車や夜間の歩行者も検知できるプリクラッシュセーフティ(PCS)、自動車専用道路等において同一車線内の中央を走行できるように操舵を支援する高度運転支援機能(Lexus CoDrive)。更にはアダプティブハイビームシステム(AHS)やロードサインアシスト(RSA)なども含まれる。

エクステリアは、レクサスの特徴であるスピンドルグリルはもちろん、縦方向に厚みを持たせたボディが安心感のあるタフな力強さを強調。更にGA-Cプラットフォームによる低重心化とタイヤの大径化が、俊敏な走りを予感させるプロポーションを実現。タフな力強さと俊敏な走りを想起させるデザインになっている。また、スピンドルグリルはブロックメッシュ形状で、角度によって表情を変える独自のデザインとしている。フロントは三眼LEDヘッドランプを採用。ヘッドランプの上部に、矢じりの形のクリアランスランプを配置して精悍な表情を演出。一方でリヤコンビネーションランプは左右一体の翼形状とし、両端を縦フィン造形にして、操縦安定性に寄与する空力性能を確保。整流効果を高めたアーチモール形状により機能美を追求している。

インテリアは、走りを予感させる低いドライビングポジションと、ステアリングを中心に配置した操作系により、ドライビングの高揚感を演出するコクピットを実現。高い視認性と安全性をもたらすヘッドアップディスプレイの採用や、ナビやAV、車両状態など多くの情報を鮮明表示する10.3型ディスプレイを中央コンソールに配置。フロントシートには伝統的な刺繍技法「刺し子」をモチーフとしたキルティングを採用。和紙のような質感を表現したインパネ上部のオーナメントも、日本の美意識を取り入れたデザインを採用。更に世界初のワイヤレス給電技術によって発光するエアコンレジスターノブや、ベンチレーション機能を持つパーフォレーションをシートに採用するなど、機能とデザインに細部までこだわっている。また、本革シートには耐久性が高くシワが寄りにくいとされるセミアニリンレザーを採用。オーディオとしてもプレミアな心地良いサウンドを提供する8スピーカーが組み合わされる。

パワートレインは、新開発の直列4気筒2.0L直噴エンジンや、2.0Lハイブリッドシステムを搭載。新開発の2.0L直噴エンジンでは、世界トップレベルの熱効率と小型軽量化を実現。優れた動力性能と環境性能を両立するとともに、高回転域まで軽快に回る爽快な加速フィーリングと心地良いエンジンサウンドを味わうことができる。トランスミッッションも新たに開発された「Direct Shift-CVT」を搭載。従来のベルトとプーリーによる駆動と、新たに発信用ギヤを追加し、ダイレクトな発進・加速時のフィーリングを実現。
新開発のハイブリッドシステムは、専用の2.0L直噴エンジンとモーターの組み合わせ。優れた燃費性能に加えて、気持ちの良い加速フィーリングを実現しています。ドライバーの運転行動やナビゲーションの地図情報をもとに、また、初採用のハイブリッドのバッテリー充放電の最適化する先読みエコドライブ機能により、効率的な走りによる高い環境性能を実現している。スポーティな“F SPORT”も設定。

価格はCーHR(229万円~)よりは高めでNX(440万円~)よりは低いの間違いなさそうなので、大体350万円前後からと予想される。