トヨタ「ジャパンタクシー」が都内で順調に増殖中

トヨタ自動車が2017年10月に発売した「JPN TAXI」(ジャパンタクシー)の販売台数が、今年3月末までに全国で約4000台に達しており、半数が東京都内のタクシー会社に販売され、都内法人タクシーの1割近くを占めている。現在のペースで販売が推移した場合、2020年までに都内で1万台を超え、東京五輪開催時には3台に1台以上がジャパンタクシーとなる可能性が高い。

ジャパンタクシーは、トヨタが22年ぶりに投入したタクシー専用車で、これまでのタクシー「コンフォート」や「クラウンセダン」とは違い、コンパクトミニバン「シエンタ」をベースにしている。因みに、セダンタイプは既に今年の1月に生産を終了しており、現在はジャパンタクシーに1本化されている。

ジャパンタクシーは、レトロで親しみやすく、都市にも古き街並みにもなじみ、景観を美しく統一するデザインにしている。ボディカラーは、「深藍」「ブラック」「スーパーホワイトⅡ」の3色を設定。3色の中で、日本を象徴する色として古くより人々の暮らしを彩り、海外からはジャパンブルーと称されてきた伝統色「深藍(こいあい)」を、トヨタではメインカラーに位置付けている。

車高を1750mmと高くすると乗り込み高さ320mmの低床フラットフロアにし、幅720mm×高さ1300mmの大開口リヤ電動スライドドア(左側のみ)を採用。それに伴い大柄な外国人や高齢者、子供でも乗り降りしやすいように工夫されている。更に車いすでの乗車も可能な構造になっている。

パワートレーンは、新開発の直列4気筒1.5リッターLPG専用エンジンとモーターを組み合わせた、新開発LPGハイブリッドシステムを採用。低燃費とCO2排出量の大幅な低減を達成し、環境性能と動力性能を高次元で両立。燃費性能は、JC08モード19.4km/リットル。駆動方式は2WD(FF)となる。

価格(北海道、沖縄のみ価格が異なる)
標準グレード
「和(なごみ)」・・327万7800円
上級グレード
「匠(たくみ)」・・349万9200円

ボディサイズ
全長・・・・・・・・4400mm
全幅・・・・・・・・1695mm
全高・・・・・・・・1750mm
ホイールベース・・・2750mm
乗車定員・・・・・・5名(車いす乗車時3人乗り)