トヨタ、新型車「カローラ スポーツ」発売 クルマの楽しさ追求

トヨタ自動車は、仮名だった「カローラハッチバック」の正式名称を「カローラスポーツ」に決定し、6月26日から発売。低重心かつワイドなスポーティなデザインと走行性能に加え、全車に車載通信端末を標準装備。価格は213万8400円~268万9200円。

カローラの生産は、世界16拠点(2018年3月末時点)で行なわれており、現在は150以上の国と地域で販売され、全世界での累計販売台数は4600万台というグローバルな車種である。しかし、日本でカローラの名の付く「アクシオ」や「フィールダー」共に、オーナーの平均年齢が60歳以上と、高齢化が進んでいる。それに伴い今回の新型「カローラスポーツ」は、『カローラを若い人達に』をキーワードに開発し、ターゲットを20代~30代の女性、男性、カップルとしている。もちろん高齢者層のユーザーも大切ですが、2016年に50周年を迎えているカローラが100周年に向けて走る続ける為には必要なモデルチェンジになるでしょう。

新型カローラスポーツは、「コネクティッド」「クルマ本来の楽しさ(デザイン・走り)」という2軸で開発が進められている。この2軸を支えるのが「スタイリング」「ドライビング」「セーフティ」「エンバイロメント(環境)」「コネクティッド」の5点。

スタイリングでは、スポーティでワイド&ローなクルマを狙って開発を進め、フロントではフードまわりをラウンディッシュ(丸を帯びた)にして、ヘッドライトは薄目のものを採用。グリルは台形をモチーフに低重心さを表現。ボディーサイズは、全長4375×全幅1790×全高1460、ホイールベース2640mm。
ボディカラーは、新開発の「オキサイドブロンズメタリック」「スカーレットメタリック」の2色に加え、「シアンメタリック」「ホワイトパールクリスタルシャイン」「ブラキッシュアゲハガラスフレーク」「スーパーホワイトII」「シルバーメタリック」「アティチュードブラックマイカ」の全8色を設定。
インテリアでは、シンプルで上質な造形、広々感を目指し、ドアパネルからインパネセンターを水平基調にするデザインを採用。シートは「スポーティシート」と「スポーツシート」の大きく2種類。スポーティシートでは、ブラック基調のファブリックとベージュ基調のレザー/ファブリック。スポーツシートでは、ブラック基調のファブリックとレザー/ウルトラスエードを設定。

走行性能では、「TNGA」のGA-Cプラットフォームを採用。パワートレインは、全体で122PSを発揮する1.8Lエンジン&HVシステムと、116PS、185Nmを発揮する1.2L直噴ターボエンジン。ガソリンターボに組み合わせられるトランスミッションは、10速マニュアル・モード付きCVTの他、8月には、「iMT(インテリジェントマニュアルトランスミッション)」制御付き6速マニュアル・トランスミッションも追加される予定。また、1.2ターボのCVT仕様のみ4輪駆動も選べる。更にステアリングフィールを改善するべくシャフトの剛性を高めると共に、スムーズな乗り心地を実現する為、新開発のショックアブソーバー(トヨタ初採用)を採用。「iMT」は、コーナリング時にフロントのブレーキをつまんでコーナリングをサポートする「ACA(アクティブコーナリングアシスト)」、走行状況に応じて減衰力を変化させて自動的に最適化する電子制御サスペンション「AVS(アダプティブ・バリアブル・サスペンション・システム)」、シフトダウン時に自動的にエンジン回転数を合わせてくれる自動ブリッピング機能付きのシステムになる。

先進安全装備では、第2世代の予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense」を全車に標準装備。歩行者検知(昼間・夜間)・自転車運転者検知(昼間)を行ない衝突回避支援または被害軽減を図る「プリクラッシュセーフティ(PCS)」、前方車の追従走行を支援する「レーダークルーズコントロール(全車速対応)」、レーダークルーズコントロール使用時に同一車線内中央を走行できるよう操舵を支援する「レーントレーシングアシスト(LTA)」、ハイビームとロービームを自動で切り替える「オートマチックハイビーム (AHB)」、カメラで認識した道路標識をディスプレイに表示することで道路標識の見落としを減らし、安全運転を促す「ロードサインアシスト(RSA)」などを装備。

コネクテッドでは、車載通信機を全車に標準搭載し、「T-Connect」サービスを3年間無料で提供する。T-Connectは、オペレーター通話による「ヘルプネット」や遠隔車両診断・管理機能「eケア」などのコンシェルジュ的サービス、ドライバーの運転傾向を診断して採点を行う「MyTOYOTA for T-Connect ドライブ診断」とその安全運転状況によって保険料が決まる走行データ連動型の自動車保険「トヨタつながるクルマの保険プラン」などを提供。更に自車をLINE友達登録するとLINEのトーク画面で、ナビの目的地登録やガソリン残量などをチェックできる「LINEマイカーアカウント」などの機能もある。