トヨタ、18年ぶりWRC参戦

2018.04.30

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世界ラリー選手権(WRC)とは、世界各地で行われていた自動車競技を組織化させた事により始まった、世界最高峰の自動車競技である。国際自動車連盟(FIA)が、主催する自動車競技の世界選手権では、フォーミュラ1(F1)の次に歴史がある。WRCは、ヨーロッパを中心に開催されるが、日本でもイベント名を「ラリー・ジャパン」といい、北海道で開催している。

トヨタは、WRCに今シーズンから18年ぶりに復帰した。このラリー最高峰の大会にトヨタガズーレーシングWRT(ワールドラリーチーム)の名の下、小型車「ヤリスWRC(日本名ヴィッツ)」で参戦する。スウェーデンで2017年2月に開かれた第2戦では早くも優勝を飾った。

WRCは、量産車をベースにした改造車両で競う過酷なレースを通じて、モータースポーツとしてファンに夢や感動を与えるのと同時に、ブランドの人気や知名度を高めファン層の拡大などにつなげる。

しかし、トヨタは専用マシンで、雌雄を決する自動車レースの最高峰であるF1へ2002年から参戦するため、99年にWRCから身を引いた経緯がある。理由としては、F1に参戦するには巨費が必要になるためだが、そのF1もリーマン・ショックのあおりなどを受けて、09年に撤退した。また、F1は専用マシンを使用するので、量産車とは全く別の次元の勝負になる。

一方の復帰した、WRCは一般道で市販車ベースの改造車両で走行するため、そこで見たり感じた事など得たデータを、量産車へ反映しやすく技術の向上にも繋がる。その為に、トヨタもWRCでは米マイクロソフトをテクノロジー・パートナーに迎え、極限状態で走行するヤリスWRCから取得したデータを解析し、新車開発などに役立てる意向だ。なおかつ豊田社長が提唱する「もっといいクルマづくり」にも直接的に関わってくるし、クルマを鍛え上げるためには最適な舞台になる。

監修者
家田浩二

家田 浩二

株式会社ファンカーズ 代表取締役

「過去ではなく、現在と未来を見る」という理念のもと、自社ローンを活用した車の購入サポートを展開。金融事故や信用不安を抱える方でも愛車を手にできる環境づくりに取り組み、車を通じた社会的信用の回復を全力でサポートしている。

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