初代RAV4は1994年にクロスオーバーSUVのパイオニアとして誕生。販売以降、主要市場である米国を中心に米国で累計約318万台、グローバルで累計約812万台(2017年末時点)を販売している人気のあるモデルである。
新型RAV4の開発コンセプトは「SUVらしい力強さと、使用性へのきめ細やかな配慮を兼ね備えた4WD」。真のSUVらしさを追求し、タフで力強いアクティブさを充実させるだけではなく、都会にもマッチする洗練されたデザインも重視している。また新型では、トヨタのクルマづくりの構造改革である「TNGA」に基づく新プラットフォームの採用し、基本性能の向上などを図っている。米国では2018年末頃(HVは2019年初)、日本では2019年春頃に発売を予定している。
新型(米国仕様)の外観は、TNGAの思想に基づく新プラットフォームの採用により、ボディのワイドスタンス化やタイヤの大径化(19インチ)の他、最低地上高を現行モデルよりも高くし、SUVらしい力強いスタイリングを実現。その一方で、幾何学形状の「オクタゴン(八角形)」をモチーフにしたデザインにより、タフさや力強さのなかにも洗練された遊び心を演出。またアッパーグリルとロアグリル双方を台形形状としたフロントグリルや、切れ長なフロントヘッドランプ、リヤコンビネーションランプ周辺からバンパーにかけて台形形状を強調したリアのスタイリングにより、ワイドかつ安定感のあるスタンスを演出した。ホイールベースが2,690mm/全長が4,595mm/全幅が1,855mm/全高が1,700mm。(米国仕様)
内装は、水平基調のインストルメントパネルや幅広く骨太なセンターコンソールにより、視界の良さと膝のホールド性を両立した快適かつ安心な空間を実現。SUVらしさを感じる硬質な素材だけでなく、人の手や身体が触れやすい箇所にソフトパッドを配置することにより、機能性に基づいたメリハリのある構成にしている。また外観と同様、多角形をモチーフにした造形を随所にあしらい統一感と遊び心を表現。その他サイドミラー搭載位置の最適化やリヤクオーターガラスの拡大、後方の可視範囲を広げるデジタルインナーミラーの初採用などを通じて、ドライバーの視認性を向上。更に6:4分割可倒式リヤシートの採用やクラストップのラゲージスペース確保など、使い勝手の良い荷室空間を実現した。
走行性能は、SUVにふさわしい走破性と優れた燃費性能の為、新プラットフォームを採用。ボディの高剛性化、低重心化、リヤサスペンションの最適チューニングなどを図っている。更に燃料タンク位置見直しなど、クルマのパッケージ全体を一新し、操縦安定性と乗り心地を大幅に向上させた。パワートレーンには、TNGAによる直列4気筒直噴エンジン「Dynamic Force Engine(2.5L)」、8速トランスミッション「Direct Shift-8AT」、2.5Lハイブリッドシステム(THSⅡ)を設定。エンジンの高トルク化により、アクセル踏み込み時のレスポンスや加速性能を大幅に向上させたほか、燃焼効率の向上及びトランスミッションの高効率化により、優れた動力性能と低燃費を両立させた。
ガソリン車の上級グレードには、新開発した4WDシステム『ダイナミックトルクベクタリングAWD』を採用。前後及び後輪の左右駆動力を最適に制御する「トルクベクタリング機構」を搭載することで、コーナリングや悪路走行時においても優れた操縦安定性とトラクション性能を発揮する。2WD走行時には、後輪に動力を伝達する駆動系の回転を停止させて燃費向上を図る「ディスコネクト機構」も搭載。HV車には、『新型E-Four』を採用。電気で駆動する後輪の最大トルクを従来型の1.3倍に増加させた上で、走行状態に応じて適切に後輪にトルクを配分する新制御を採り入れ、高い走破性と優れた操縦安定性を実現。また新4WDシステムは、共にトヨタでは初採用になる。
安全性は、最新の予防安全システム第2世代予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense」を全車に標準装備し、予防安全性能を高めた。Toyota Safety Senseには、車両に加えて、歩行者検知(昼間・夜間)・自転車検知(昼間)を行い衝突回避支援または被害軽減を図る「プリクラッシュセーフティ」、前方車両の追従走行を支援する「レーダークルーズコントロール(全車速追従機能付き)」、レーダークルーズコントロール作動時に車線維持に必要な運転操作を支援する「レーントレーシングアシスト(LTA)」、車線逸脱による事故予防に貢献するステアリング制御機能付きの「レーンディパーチャーアラート(LDA)」、夜間の前方視界確保を支援する「オートマチックハイビーム(AHB)」、カメラで認識した道路標識をマルチインフォメーションディスプレイに表示することで道路標識の見落としを減らし、安全運転を促す「ロードサインアシスト(RSA)」などが含まれている。
先進マルチメディア機能は、米国で展開しているマルチメディアシステム「Entune 3.0 Audio」を標準搭載し、米Verizon社のWi-FiのHotspot、音声サービスの「Alexa」を利用可能とするAmazon Alexa、iPhoneの機能を車載ディスプレイで操作できるApple CarPlayなどを利用できる。
家田 浩二
株式会社ファンカーズ 代表取締役
「過去ではなく、現在と未来を見る」という理念のもと、自社ローンを活用した車の購入サポートを展開。金融事故や信用不安を抱える方でも愛車を手にできる環境づくりに取り組み、車を通じた社会的信用の回復を全力でサポートしている。
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