レクサス「UX」とトヨタ「C-HR」違いは何か

2018.10.10

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レクサスの新型車UXの発売(12月で米国市場)が近づいている。米国仕様車には、ガソリンエンジン搭載車の「UX200」と、新開発のハイブリッドシステムを搭載する「UX250h」を設定。

UXは、トヨタのC-HRと同じ「GA-Cプラットフォーム」を採用しているコンパクトクロスオーバーSUVになる。また、前席優先のパッケージングは似ているが、外観はSUVというよりもスポーティハッチに近いデザインを採用しているUXに対して、C-HRはクーペのようなデザインを採用している。

UXは、縦方向に厚みを強調したボディーや大きく張り出した前後フェンダーをスタイリングの特徴としている。フロントマスクでは3眼LEDヘッドランプの上部にアローヘッド形状のクリアランスランプが備わるほか、スピンドルグリルにはブロックメッシュ形状を採用。
C-HRは、キーンルックと呼ばれるフロントマスク、ダイヤモンドをモチーフにした強く絞り込んだ造形、大きく傾斜したリアウィンドウやリアドアのノブを隠すデザインなどクーペのようなプロポーションを採用。
また、UXのボディサイズは、全長4495×全幅1840×全高1520~1540mmで、C-HRは全長4360×全幅1795×全高1550~1565mm。ホイールベースは、両車ともに2640mm。因みに最小回転半径は同じで5.2m。

インテリアは、両車ともにドライビングポジションのアイポイントは高いが着座姿勢は低めで、ステアリングなどが違和感ない自然な位置にレイアウトされている。
UXは、レクサスの特徴となる水平基調のインパネで内と外の境界をあいまいにする造形手法により見晴らしのいい視界性能も両立。インパネには「和紙」、本革シートには「刺し子」をモチーフにした日本独自の美意識をイメージさせた加飾を採用。
C-HRは、シンプルなデザインを採用するが、シートやドアトリム、天井などにダイヤモンド形状を用いるなど遊び心も忘れていない。操作系を見るとナビゲーションはトヨタ流のタッチコントロール式、空調スイッチなども視線を落とさず直感的な操作ができるレイアウトになっている。ただし、ドライブモード切り替えはメーター内のマルチインフォメーションディスプレイで行う為、走行中の切り替えは難しいという残念な部分もある。
ラゲッジスペースは、ガソリン/ハイブリッドとも変わらないスペースを確保するが、UXは220L、C-HRは318LとC-HRのほうが大きくなっている。

両車ともにGA-Cプラットフォームを採用し、基本構造やサスペンション形式(フロント:ストラット/リア:ダブルウィッシュボーン)は共通ながら、構成アイテムは専用設計となっている。
UXは高張力鋼板を最適配置したアンダーボディ、左右ドア開口部とバックドア開口部の環状構造、レーザースクリューウェルディングや構造用接着剤の仕様部位の大幅アップ、パフォーマンスロッドやステアリングギアブレースの追加などが行われている。
サスペンションは2種類用意され、ベースはコンベンショナルなダンパー+215/50R17(ブリヂストン・トゥランザ)、ラグジュアリー/Fスポーツには減衰力が電子制御可変のリニアソレノイドバルブ付AVS+リアパフォーマンスダンパーと225/50RF18(ランフラットタイヤ:ダンロップSPスポーツMAXX)の組み合わせとなる。

C-HRはUXほどではないが、プリウスと比べると走りにこだわった結果、多くのアイテムは専用設計となっている。また、サスペンションはコンベンショナルながらもZFザックス製を全車採用。

安全支援システムはUXには第2世代となる「レクサスセーフティシステム+」を採用。単眼カメラ+ミリ波レーダーの構成は変更ないが、各センサーの性能が向上しており、プリクラッシュセーフティは夜間歩行者と自転車の検知が可能になった。機能もより充実しており、従来の機能に加えて、全車追従機能付のレーダークルーズコントロールと合わせてステアリング操作支援を行う「レーントレーシングアシスト(LTA)」、道路標識を認識する「ロードサインアシスト(RSA)、先行車発進告知機能なども採用。発売時期が早かったということもあり、C-HRは第1世代の「トヨタセーフティセンスP」を採用している。

UXの価格は、現地ベース価格(米国市場)を3万2000ドル(約356万円)に設定すると発表した。C-HRの価格は229万~292万9200円となる。

監修者
家田浩二

家田 浩二

株式会社ファンカーズ 代表取締役

「過去ではなく、現在と未来を見る」という理念のもと、自社ローンを活用した車の購入サポートを展開。金融事故や信用不安を抱える方でも愛車を手にできる環境づくりに取り組み、車を通じた社会的信用の回復を全力でサポートしている。

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