メルセデスベンツ、新型BEV『electric GLC』発売

2026.11.06

メルセデスベンツ日本は、10月28日に『electric GLC』の予約注文を開始した。価格は、「GLC 250 electric」が913万円、「GLC 300 4MATIC electric」が957万円。また、クリーンエネルギー自動車導入促進補助金として、「GLC 250 electric」では、98万円、「GLC 300 4MATIC electric」では、78.4万円が適用可能となる。

『electric GLC』は、『GLC』初のBEV(バッテリー電気自動車)となるプレミアムミドルサイズSUV。さらに、メルセデスベンツが自社開発した「Mercedes-Benz Operating System(MB.OS)」を採用し、最新の第4世代MBUXやGoogleの地図データ・交通情報とメルセデスベンツ独自のUI/UXを統合し、新しく開発されたMBUXナビゲーション、複数の生成AIを1つに統合したMBUXバーチャルアシスタントなど、機能面も大幅にアップデートされている。

外観は、メルセデスベンツのミドルサイズSUVの普遍的なプロポーションを踏襲しつつ、EVとなった『electric GLC』には、新しいデザインのフロントグリルを採用。ステータス性を感じさせる洗練されたデザインと、Cd値0.26という空力性能を高次元で両立。合計942個のポリカーボネート製バックライト付きドットを備えたイルミネーテッドパネルを採用し、ピクセルグラフィックによるアニメーション表示にも対応。標準装備のLEDハイパフォーマンスヘッドライトとオプションのデジタルライトは、フロントデザインとシームレスに融合しており、特徴的なスターモチーフに加え、デイタイムランニングライト、ウインカーによって構成されるデザインが、昼夜を問わず印象的なフロントマスクを演出。サイドデザインでは、『GLC』の内燃機関モデル比でホイールベースを84mm、全長を120mm(ともに欧州参考値)拡大したことで、より伸びやかでスポーティなプロポーションへと進化。リアは、ワイドなリアフェンダーとフラッシュサーフェスデザインを採用したリアバンパー、革新的な2ピースデザインのLEDリアコンビネーションランプが特徴。ブラックのサイドスポイラーを備えた2ピース構造のルーフスポイラーも先進的な輝きを付与したリアエンドをよりスポーティな造形に仕立てるとともに、SUVらしい力強いプロポーションを強調。アルミホイールは、標準仕様の19インチから有償オプションの最大21インチまで設定され、『electric GLC』のスポーティなスタイリングをより精悍な印象へと高めている。また、ルーフレールやサイドシル、ウィンドウラインに用いられたクロームトリムや大開口のSKY CONTROL パノラミックルーフでプレステージ性をさらに強調。ボディと一体化するシームレスドアハンドルも最新のメルセデスならではの洗練されたスタイリングを形成するデザイン要素の1つとなっている。外装色は、新設定となる「ラベンダーシルバー(メタリック)」「シアーブルー(メタリック)」「ソーダライトブルー(メタリック)」の3色を含む全8色から選択可能となる。

内装のシームレスに統合された大型のウッドインテリアトリムは、ダッシュボードとセンターコンソールを視覚的に1つの調和した造形にまとめ上げ、アナログのラグジュアリーを体現。また、内装全体を縁取り、広々とした空間を心地よく照らし出すアンビエントライトがスクリーンのフローティングデザインをより印象的に演出。インストルメントパネルを一体化するようにデザインされた大型のセンターコンソールには、ワイヤレスチャージング用の充電トレイを2つ装備。その後方には、ハザードランプボタンを含むハードキーを備えた新設計のコントロールストリップが配置されている。内装色は、標準仕様のブラック(レザーARTICO)に加え、AMGラインパッケージ選択時には、ブラック(レザーARTICO/MICROCUT)、レザーエクスクルーシブパッケージ選択時には、ブラック(本革)、ビーチブラウン/ブラック(本革)、アイボリーベージュ/ブラック(本革)の3色を設定。インテリアトリムは、標準仕様でグレーオープンポアバーチウッドインテリアトリムが、AMGラインパッケージとレザーエクスクルーシブパッケージ選択時には、ブラックオープンポアウッドインテリアトリムが組み合わされる。『electric GLC』には、10.3インチのコクピットディスプレイ、14インチのセンターディスプレイと14インチの助手席用ディスプレイを一体化したMBUXスーパースクリーンを標準装備。オプション設定される新開発のシームレスな39.1インチのMBUXハイパースクリーンは、メルセデス史上最大となるディスプレイユニットとなり、1000個以上のLEDを備えた革新的なマトリックスバックライト技術で8Kの水平解像度と高コントラストを実現。また、憩いのひとときを演出するエモーショナルモードを搭載。39.1インチの圧倒的な大画面に、パチパチと燃える本物さながらの焚火が映し出される「キャンプファイヤーモード」、敏捷な魚や悠々と旋回するサメが生き生きと泳ぐ水族館の映像が楽しめる「水族館モード」など、没入型の体験が用意されている。

標準装備される大型で開放的なSKY CONTROL パノラミックルーフは、ガラス面の透明度を個別に切り替えられる9つのセグメントに分かれており、取り込む光の量を自由に選択できる。さらに、オプションでパノラミックルーフ用イルミネーション機能も設定。夜間は、ガラス面に組み込まれた162個のスターが幻想的なイルミネーションを演出し、メルセデスならではの世界観を表現。64色のカラーから選択できるほか、アンビエントライトのカラーテーマとの連動もできる。

『GLC』では、初めてとなるフロントトランクを備え、ボンネット内部に容量128Lのスペースを確保。フロントトランクは、ボンネット先端に備わるタッチセンサー式のスリーポインテッドスターエンブレムに軽く触れるだけで解錠可能となる。ラゲッジルームは、520~1690Lと大容量で凹凸の少ないフラットなスペースを確保。5名乗車時でも標準的なゴルフバッグ3個を積載できる十分なスペースを備えており、日常使いからロングドライブまで幅広いシーンに対応し、利便性を向上させている。

『electric GLC』には、新世代のEV専用プラットフォーム「MB.EA-M(Mercedes-Benz Electric Architecture Midsize)」を採用。パワートレーンは、リアアクスルに自社開発の永久磁石式同期モーターを含む電動ドライブユニットを搭載。リアアクスルには、2速トランスミッションが組み込まれ、ダイナミズムと効率性を両立。4MATICモデルは、フロントアクスルにも高出力のドライブユニットを搭載。必要に応じて「ディスコネクトユニット」が瞬時に接続・切り離しを行なうことで、駆動性能とエネルギー効率を高次元で両立。また、前後のドライブユニットには、シリコンカーバイドインバーターを備えた高性能パワーエレクトロニクスを採用し、エネルギー効率の向上に貢献。これにより、「GLC 250 electric」は、最高出力260kW(354PS)、最大トルク505Nm発生。「GLC 300 4MATIC electric」は、最高出力310kW(421PS)、最大トルク800Nm発生する。
バッテリーは、85.5kWhの最新世代のリチウムイオンバッテリーを前後アクスル間のフロア中央に搭載。この大容量のリチウムイオンバッテリーと高効率な同期モーターによって、「GLC 250 electric」は、642km、「GLC 300 4MATIC electric」は、618kmという一充電航続距離を実現。「GLC 250 electric」と「GLC 300 4MATIC electric」は、6.0kWまでの交流普通充電と、最大100kWの直流急速充電(CHAdeMO規格)に対応。急速充電器での充電時間は、10%~80%までが45分、10%から30分間充電した場合は約58%まで48%分の充電が可能となる。また、車外へ電力を供給できる外部給電機能(V2L)にも対応。給電は、MBUX設定画面でバッテリー残容量20%~50%の範囲内で10%単位で設定できる。

監修者
家田浩二

家田 浩二

株式会社ファンカーズ 代表取締役

「過去ではなく、現在と未来を見る」という理念のもと、自社ローンを活用した車の購入サポートを展開。金融事故や信用不安を抱える方でも愛車を手にできる環境づくりに取り組み、車を通じた社会的信用の回復を全力でサポートしている。

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