三菱自動車は、クロスカントリーSUVのフラグシップモデルとなる新型『パジェロ』を世界初公開した。2026年度は生産拠点であるタイを皮切りに、日本、オーストラリアへ投入し、2027年度以降はASEAN、中南米および中東など世界約100か国へ順次展開される。
新型『パジェロ』は、水平基調で力強く存在感のあるプロポーションに加え、機能的かつ先進的で上質な内装を採用。歴代モデルのモチーフを内外装の随所に取り入れることで、『パジェロ』らしさを表現しながら細部にいたるまで徹底した作り込みにより、力強い存在感と上質感を両立することで、次世代のフラグシップモデルにふさわしいたたずまいを実現。





フロントフェイスは、日本の剣道に通じる内面の強さを追求。フロントグリルは、日本のものづくりの精巧さを表現する横桟タイプのグリルと、無駄のない機能美や高強度をイメージさせるハニカムタイプグリルの2タイプを設定。先進感あふれる特徴的なT字型ヘッドライトを採用。サイドでは、初代のロールバーから着想を得たCピラーを採用。リアには、歴代モデルの背面タイヤを想起させるヘキサゴンデザインモチーフを採用するなど、『パジェロ』らしさと先進性を融合させている。新型では、存在感と上質感を高める多数の外板色を設定。2色のテーマカラーのうち、「アーマーカッパーメタリック」は、塊感のある重厚な金属を彷彿とさせ、ボディの断面が厚く力強いプロポーションを際立たせる。もう1つの「ファントムブルーメタリック」は、ソリッド調のグレイッシュブルーをベースに光の当たり方によってゴールドのハイライトが浮かび上がる品格のある色で、新型の先進性、精緻さや機能美を象徴。日常からアウトドアまであらゆるシーンに調和するモダンなカラーとしている。ボディサイズは、全長4920㎜×全幅1925㎜×全高1910㎜、ホイールベース2870mm。





室内空間は、空間設計とシート配置を最適化した3列7名乗車のパッケージングにより、全席でゆとりある居住空間を確保。運転席は、着座位置を高く設定することでアイポイントを向上させ、車両感覚のつかみやすさを実現。2列目シートは、150mmのロングスライドならびにタンブル機構を備え、乗降性と使い勝手を向上。3列目シートは、大人が着座した際も余裕あるヘッドクリアランスを確保しつつ、つま先がシート下に収まるよう足下のレイアウトも工夫を凝らしている。また、シート全体から自然な涼しさを感じられるシートベンチレーションや前席から3列目まで快適な室内環境を提供する3ゾーン独立温度コントロール式フルオートエアコンを採用。内装は、初代モデルから受け継ぐ水平基調のインストルメントパネルを採用し、優れた機能性と上質な室内空間を両立。内装色は、高級感と機能美が際立つ上質な空間を演出。内装のキャメルは、自然素材本来の色合いを追求するとともに、汚れの目立ちにくさにも配慮。インストルメントパネルやドアトリムには、日本の伝統工芸「木目込み」に着想を得た縫製技法を施したソフトマテリアルを用いることで、フラグシップモデルにふさわしい立体感と上質感を表現。さらに、高速走行時など環境騒音が大きい状況でも乗員全員が自然に会話を楽しめるよう徹底した遮音対策を実施。フロントガラスに加え、前後ドアガラスにも遮音ガラスを採用するとともに、ボディをはじめ各部に遮音対策を施したほか、風切り音やエンジン音の侵入を抑えることで、全席で快適な会話を楽しめる静かで上質な室内空間を実現。







移動時間そのものに新たな価値を提供する先進のインフォテインメントシステムを採用。視認性に優れた2枚の14.3インチ大型ディスプレイで構成されるモノリスディスプレイは、シンプルで直感的なグラフィックとダイナミックな演出を搭載し、オープニングムービーやドライブモードごとに用意された専用演出に加え、メーター背景が時間の経過に合わせてリアルタイムに変化する全16種類のビジュアルが用意される。また、歴代モデルで採用してきた『パジェロ』を象徴する3連メーターを、現代的に再現したマルチメーターとして搭載。GPSやジャイロセンサー、車速、加速度などの車両情報を活用して走行状況を分かりやすく表示するほか、スマートフォンとのワイヤレス接続に対応したスマートフォン連携ディスプレイオーディオを採用し、地図アプリや音楽アプリなどを直感的に操作できる利便性も実現。さらに、ヤマハと共同開発し、音質へのこだわりを追求したプレミアムオーディオシステム「ダイナミック サウンド ヤマハ アルティメット」を搭載。計12個のスピーカーとデジタルアンプの搭載に加え、車速に応じて音量や音質を自動調整しロードノイズの影響を低減するサウンド補正機能により、あらゆる走行条件でも常に最高の音楽体験を実現。



パワートレインは、ワイドレンジのシングルVGターボを採用した専用開発の2.4リッタークリーンディーゼルエンジンを搭載。最大トルクを480Nmとして発進時から高速域まで力強くレスポンスのよい加速を実現。また、新開発のスポーツモード付き8速ATとの組み合わせにより、スムーズかつ滑らかな変速フィールを両立。オンロードからオフロードまで、ドライバーの意図に忠実で気持ちのよい加速性能と優れた静粛性を発揮し、安心感があって質感の高い走りを実現。さらに、意のままの操縦性と卓越した安定性を実現する車両運動統合制御システム「スーパーオールホイールコントロール(S-AWC)」を採用。4WDシステムは、走行シーンに応じて「2H(後輪駆動)」「4H(フルタイム4WD)」「4HLc(センターデフロック)」「4LLc(ローギヤ+センターデフロック)」の4つの駆動モードを任意で選択でき、オフロードでの高い走破性とオンロードでの優れた操縦安定性を両立する「スーパーセレクト4WD-II(SS4-II)」も搭載。これに加え、フロントブレーキにより左右輪間のトルクを制御する「アクティブヨーコントロール」、滑りやすい路面で駆動力を最適に配分して安定性を高める「アクティブスタビリティ&トラクションコントロール」、制動時のタイヤのロックや横滑りを防止するABSを統合制御することで、ドライバーの操作や路面状況に応じて4輪の駆動力と制動力を最適化し、様々な天候や路面で快適なドライブを可能とした。また、各走行シーンに最適化した7つのドライブモード(NORMAL/ECO/GRAVEL/SNOW/MUD/SAND/ROCK)を設定。なお、ブレーキは、18インチの大径ローターと電動ブースターを採用することで、安心感の高いブレーキフィールを実現。

フレームは、長年にわたるラリーでの知見や過酷な環境下で鍛え上げた実績を生かした高剛性のラダーフレームを採用。高張力鋼板の採用拡大やフレーム断面幅の拡大などにより、軽量化を図るとともに、ねじり剛性と曲げ剛性を大幅に高め、操縦安定性と乗り心地を高次元で両立し、高い信頼性と耐久性を実現。サスペンションには、フロントにダブルウィッシュボーン式、リアに新開発の5リンク式リジッドを採用。優れた路面追従性と高い悪路走破性を確保するとともに、自然なステアリングフィールとフラットで快適な乗り心地を両立。


運転状況に応じてドライバーをサポートする先進の予防安全技術と運転支援技術を採用。予防安全技術では、衝突被害軽減ブレーキシステム(歩行者・自転車運転者・自動二輪車運転者検知付き、交差点アシスト付き)、前方衝突予測警報、踏み間違い衝突防止アシストなどの予防安全技術を採用したほか、緊急時車線維持支援機能を初採用し、前方カメラとレーダーにより車線や周辺車両を認識して、車線逸脱の危険を検知すると警報やステアリング制御によってサポートを実施。また、交差点で左右から接近する車両を検知して注意喚起を行なう前進時交差車両検知警報システムを搭載し、出会い頭の衝突リスクを低減させている。運転支援技術としては、高速道路同一車線運転支援機能マイパイロットを搭載。レーダークルーズコントロールシステムと車線維持支援機能の統合制御により、高速道路で車間距離と車線中央の維持を支援し、長距離移動時のドライバーの疲労を軽減。これらに加え、SRSセンターエアバッグを含む8つのSRSエアバッグを三菱自動車で初採用。前席乗員同士の接触による傷害低減を図るなど、高水準の乗員保護性能を実現。
その他にも車両に搭載した4つのカメラ映像と車両の3Dモデルを組み合わせることで、車両周辺の状況を直感的に把握できる「3Dマルチアラウンドモニター」を採用。毎秒30フレームの映像をもとに周辺環境をリアルタイムで表示し、日常の車庫入れや狭い道での取りまわしはもちろん、オフロード走行時にも周囲の状況を確認でき、安心した運転を可能としている。さらに、「フロントアンダーフロアビュー」を採用し、急勾配や岩場などの悪路でドライバーから見えない車両前方や下部などの路面状況を映像で確認可能。4WDモードで4HLcまたは4LLcを選択すると自動で起動するほか、必要に応じて任意で表示でき、悪路走行時に安心感をもたらし、運転に集中できる。また、スマートフォンからのエアコン操作や車両状態の確認、緊急時にオペレーションセンターへ接続するSOSコールなど、多彩なコネクティッドサービスを通じて日常から万が一の場面までカーライフをサポートする先進装備「MITSUBISHI CONNECT」を搭載している。




家田 浩二
株式会社ファンカーズ 代表取締役
「過去ではなく、現在と未来を見る」という理念のもと、自社ローンを活用した車の購入サポートを展開。金融事故や信用不安を抱える方でも愛車を手にできる環境づくりに取り組み、車を通じた社会的信用の回復を全力でサポートしている。
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