アウディジャパンは、5月21日に『A5』シリーズにPHEV(プラグインハイブリッド)モデル「A5 TFSI e-hybrid quattro S line」「A5 アバント TFSI e-hybrid quattro S line」を追加して発売した。価格は、「A5 TFSI e-hybrid quattro S line」が1151万円、「A5 アバント TFSI e-hybrid quattro S line」が1176万円。
今回、登場したPHEVモデルは、2015年の「A3 スポーツバック e-tron」や2023年の「A8 60 TFSIe quattro」といった歴代のモデルからさらに進化しており、最新の内燃エンジンと電気モーターを組み合わせた「eモビリティ」へのブリッジモデルであり、プレミアムミッドサイズセグメントにおける電動パワートレーン搭載のセダン/ワゴンモデルとして独自のポジションを担っている。


『A5』シリーズに追加されたPHEVモデルは、最高出力185kW(252PS)の2.0リッターTFSIエンジンと、最大105kW(143PS)を発生する強力な電気モーターを搭載。システム最高出力は、270kW(367PS)、最大トルク500Nmとなり、新型『S5』に匹敵する圧倒的なパフォーマンスを実現。0-100km/h加速は、5.1秒で、『S5』の4.5秒に迫る鋭い加速性能を誇っている。さらに、四輪駆動システムの「quattro」を採用。あらゆる走行状況に応じて前後輪のパワー配分を最適にコントロールするため、どのような路面状況にであってもアウディらしい高い安定感とスポーティな走りを実現。バッテリーは、総電力量25.9kWhの新しい大容量リチウムイオンバッテリーを採用。走行モードは、「EV」「ハイブリッド」の2種類があり、「EVモード」では、バッテリーの電力を優先して電気だけで走行する。回生ブレーキ性能も向上し、ドライバーは、「EVモード」時にステアリングのパドルを使って、回生の強さを3段階で調整でき、48Vマイルドハイブリッドシステム「MHEV plus」での回生能力となる最大25kWを大きく超える最大88kWの強力なエネルギー回収が可能となった。EV走行換算距離は、セダンで最長110km、アバントで最長108km(ともにWLTCモード)を達成しており、これまでの「A8 60 TFSIe」と比べて約2倍に進化した。ハイブリッドモードでは、バッテリー残量を一定レベルにキープするよう電力を蓄えるとした。充電は、標準装備されている3kWの充電ケーブルで行なえ、オプションとして用意されている「e-tron Charging Kit Plus」を使用することで、最大8kWでの効率的な充電も可能となる。さらに、今回から好みの充電レベルを個別に設定できるデジタルスライダー機能も初めて追加されている。

新型モデルには、標準装備に「テクノロジーパッケージプロ」「S lineパッケージ」「メタリックペイント」「ライティングパッケージ」「ダーク Audi rings&ブラックスタイリングパッケージ」「カラードブレーキキャリパーレッド」が含まれ、走りだけでなく装備面でも『S5』と同レベルの内容となっている。特に、「テクノロジーパッケージプロ」の中身を充実させており、「助手席用10.9インチMMI パッセンジャーディスプレイ」「電動チルト/テレスコピックステアリングカラム」「シートヒーター(フロント/リア)」「ステアリングヒーター」「ダンピングコントロールSスポーツサスペンション」「デジタルOLEDリアライト」「エマージェンシーブレーキアシスト フロント/リア、パークアシストプロ」「3Dサラウンドビューカメラ」などが含まれている。さらに、「ヘッドライニング内蔵のレーダーセンサー」により、後部座席の子どもやペットなどを直接検知し、置き去りを防止する「リアオキュパントディテクション」も搭載された。これにより、スポーティな見た目だけでなく、安全性と毎日の使いやすさをさらに高めた1台に仕上がっている。
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