SUV「ハリアー」にターボモデル登場 マイナーチェンジし発売

トヨタは2017年6月8日、トヨタの高級SUV「ハリアー」をマイナーチェンジし、同日発売しました。ターボエンジン搭載モデルが新たにラインナップされています。
「ハリアー」は1997年に初代が発売されたが、日本国内では初代と2代目は、「レクサスRX」を「ハリアー」として販売されていた。しかし、2005年からレクサスブランドが国内展開の開始する。これをきに、2013年に「RX」としてではなく、国内専用モデル「ハリアー」として、現行3代目の姿に生まれ変わる。
3代目は、『高級・先進・洗練』を軸とする『ハリアーネス』をブランドに掲げ開発され、高級クロスオーバーSUVとして、フルモデルチェンジしたデザインは、より洗練された高級感溢れるスタイリングに仕上がった。また、エンブレムのモデルになっている鳥は、タカ科のチュウヒで英名を「Eastern marsh harrier」といい車名の由来でもある。
3代目「ハリアー」のマイナーチェンジモデルの進化や変更点については、上級パッケージ「Metal and Leather Package」や、2.0L直噴ターボエンジンを新設定し、衝突回避支援パッケージ「Toyota Safety Sense P」を全車に標準装備。
走行面は、フロントとリヤにパフォーマンスダンパーを搭載し、車両のロール剛性を向上。高速走行時における優れた直進安定性や操縦安定性を確保。また、走行制御モードスイッチにスポーツモードを追加し、よりスポーティにした。
外観は専用の18インチアルミホイール(切削光輝+ダークグレーメタリック塗装)を標準装備するほか、随所でエクステリアを改良。内装は、アルミヘアライン加飾を施したシフトパネルやプレミアムナッパ本革を採用したシート表皮などインテリアも随所を改良。
安定性は、衝突回避支援パッケージ「Toyota Safety Sense P」を全車に標準装備。「インテリジェントクリアランスソナー」の機能を強化。低速走行時などアクセルが踏まれない場合も作動し、また超音波センサーを8個に増やし、右左折時やハンドルが切れている状態でも衝突緩和が可能なほか、ワイパー高速作動時も作動する。
「HOLD」スイッチを押し、システムONの状態にしておくことで、渋滞や信号待ちなどでブレーキを踏んで停車した時に、ブレーキを保持できるブレーキホールドや、シフトレバー操作と連動して自動的に作動と解除を行える電動パーキングブレーキを設定。
右左折の際、16灯のLEDランプが内側から外側へ流れるように光る「シーケンシャルターンランプ」を採用ヘッドランプ点灯時、ウィンカー操作やステアリング操作と連動して点灯する「LEDコーナリングランプ」を設定。交差点への右左折進入などに、歩行者や障害物の視認性を確保。
スイッチ操作で自動的に開閉できるパワーバックドアに予約ロック機能を追加し、バックドアが閉まりきるのを待たずにロックが可能。また、マルチインフォーメーションディスプレイでパワーバックドアの開度を5段階で調整可能なほか、好みの高さを記憶させることも可能。
フロントシートにシートベンチレーション機能を設定したほか、パワースイッチのON、OFFやシートベルトの脱着により、運転席のシートが自動的に前後にスライドしスムーズな乗降をサポートする運転席オートスライドアウェイ機能を設定し、利便性を向上。ドアミラーにエンブレムマーク付ドアミラー足元照明を設定。ハリアーの象徴である鷹のエンブレムマークが映し出される。
ボディカラーは、ホワイトパールクリスタルシャイン・スパークリングブラックパールクリスタルシャイン・ダークレッドマイカメタリック・ダークブルーマイカメタリック・シルバーメタリック・ブラック、全6色。また、ホワイトパールクリスタルシャインと、スパークリングブラックパールクリスタルシャインは、メーカーオプション(3万2400円)となります。
価格は294万9480円(税込)からになっている。