BMW、全面改良した新型『1シリーズ』日本導入・・11月1日発売
BMWは、全面改良した新型『1シリーズ』を、11月1日に発売する。
価格は、直列3気筒1.5リッターターボに48Vマイルドハイブリッドシステムを組み合わせる「120」が478万円、「120 M Sport」が498万円。直列4気筒2.0リッターターボを搭載する「M135 xDrive」が698万円。
『1シリーズ』は、約50:50の前後重量配分の車体にBMWツインパワーターボエンジンと高効率8速ATの組み合わせにより、優れた環境性能と高い動力性能を両立させたエントリーモデル。そして、第4世代モデルへと進化した新型では、BMWとして初めて象徴的なキドニーグリルに斜めのデザインを取り入れるとともに、立体的なプレスラインを採用することで一層スポーティな印象を付与。また、48Vマイルドハイブリッドシステム搭載モデルを投入するなど、最新テクノロジーの採用によって走行性能はより力強く、スモールコンパクトモデルならではの軽快なきびきびした走りを目指している。
エクステリアは、「120」「120 M Sport」のキドニーグリルに斬新な斜めのデザインを取り入れ、さらにBMWデザインの意匠の1つである環状のシグネチャーを2回繰り返すツインサーキュラーを進化させ、よりシャープでスポーティなデザインのアダプティブLEDヘッドライトが与えられた。リアデザインにおいては、ワイドで力強さを強調する水平方向のキャラクターライン、立体的で力強いイメージのLEDリアコンビネーションライトが特徴。また、リアゲートに取り付けられるモデルバッジは、「1」を大きくすることで『1シリーズ』であることを強調させている。ボディサイズ(「120」)は、全長4370㎜×全幅1800㎜×全高1465mm、ホイールベース2670mm。
インテリアは、メーターパネルとコントロールディスプレイを一体化させ存在感を高めつつ、運転席側に傾けることで視認性を向上。また、タッチ操作による操作性を高めたBMWカーブドディスプレイを採用するとともにシフトレバーを廃止し、センターアームレストに操作系をすべて納めることでモダンな印象を高めた。センターコンソールには、Qi対応機器(スマートフォンなど)を置くことで充電も可能となるなど利便性も高めている。リアは、大人3名が座れる空間を確保するとともに、40:20:40の分割可倒シートを採用している。
パワートレーンは、「120」「120 M Sport」に最高出力115kW/5000rpm、最大トルク240Nm/1500-4400rpmを発生する直列3気筒1.5リッターBMWツインパワーターボガソリンエンジンを搭載。これに7速DCT、48Vマイルドハイブリッドシステムを組み合わせることで、システムトータルの最高出力は125kW、最大トルクは280Nmを実現。また、「120 M Sport」は、アダプティブMサスペンションの搭載によって快適性と操舵性を大幅に高めている。また、「M135 xDrive」は、BMW M社が開発する本格的なサーキット走行で培われた技術を取り入れ走行性能を高めたMパフォーマンスモデル。最高出力221kW/5750rpm、最大トルク400Nm/2000-4500rpmを発生する直列4気筒2.0リッターBMWツインパワーターボガソリンエンジンに、左のパドルシフトを1秒間引くことで、すべてのパワートレーンと、シャシーシステムを最もスポーティな設定に切り替えられる「Mスポーツブースト機能付き7速ダブルクラッチトランスミッション」や「4輪駆動システムxDrive」、フロントアクセルに組み込まれた「機械式リミテッドスリップデファレンシャル」、「アダプティブMサスペンション」、上級モデルとなる「M3」「M4」で採用されるテクノロジーを受け継いだ「M コンパウンドブレーキ(グレーハイグロスキャリパー)」などを組み合わせている。