BMW、「3シリーズ」セダン/ツーリングを一部改良

BMWは、10月28日に「3シリーズ セダン」と「3シリーズ ツーリング」の一部改良モデルを発売した。価格は、「3シリーズ セダン」が644万円~948万円、「3シリーズ ツーリング」が676万円~988万円。納車は、2024年11月からを予定している。

今回発表されたセダンは、第7世代の一部改良モデルをさらに一部改良したモデル。また、「3シリーズ ツーリング」は、セダンをベースに余裕あるラゲッジスペースを備えたモデル。今回発表されたツーリングは、第6世代の一部改良モデルをさらに一部改良したモデルとなる。

「3シリーズ セダン」「3シリーズ ツーリング」ともに、BMW Mが開発する高性能マシンとなるMモデルのうち、サーキットで培われた技術を余すことなく取り入れ、走行性能を高めたMパフォーマンスモデルの「M340i xDrive」「M340i xDrive Touring」をラインアップ。

商品力の強化も行なわれ、Mパフォーマンスモデルでは、赤で塗装されたMスポーツブレーキ、ブラックのキドニーグリル、ライトシャドウライン、Mシートベルトなどが含まれるMスポーツプロが標準装備となっている。また、プラグインハイブリッドシステムを搭載する「330e」では、harman/kardonサウンドシステム、TVチューナー、アコースティックガラスを含むサウンドパッケージおよび、上質なヴァーネスカレザーシートを標準装備。ゼロエミッションでのEV走行可能距離が85-101km(ヨーロッパ仕様値)になるなど、商品力が大幅に強化されている。

2モデルは、従来同様に最新世代の安全機能・運転支援システムを搭載。高性能カメラ&レーダーと高性能プロセッサーによる高い解析能力の最先端運転支援システムの装備により、高速道路での渋滞時にドライバーの運転負荷を軽減し、安全に寄与する運転支援システム「ハンズオフ機能付き渋滞運転支援機能」が装備され、一定の条件下でステアリングから手を離しての走行が可能となっている。さらに、最新世代のコネクティビティも採用され、「OK, BMW」と話しかけることで車両の操作、目的地の設定などが可能。Apple CarPlayへの対応、スマートフォンで事前に検索した目的地を車両に送信するなど、利便性が大幅に高められている。加えて、BMWデジタルキーの標準装備により、車両のキーを持たずに対応のスマートフォンをドアハンドルにかざすことで、車両のロック解除/施錠、さらには指定の場所にロック解除に使用したスマートフォンを置いてスタートボタンを押すことで、エンジンの始動も可能としている。

《3シリーズ セダン価格》
[高効率ガソリンエンジン搭載モデル]
・318i M Sport:644万円
・320i M Sport:690万円
・M340i xDrive:948万円
[クリーンディーゼルエンジン搭載モデル]
・320d xDrive M Sport:732万円
[高効率ガソリンエンジン&プラグインハイブリッドシステム搭載モデル]
・330e M Sport:848万円

《3シリーズ ツーリング価格》
[高効率ガソリンエンジン搭載モデル]
・318i Touring M Sport:676万円
・320i Touring M Sport:742万円
・M340i xDrive Touring:988万円
[クリーンディーゼルエンジン搭載モデル]
・320d xDrive Touring M Sport:768万円