[中国]日産、北京モーターショーで4車種のEV・PHEVを公開
日産は、北京モーターショー2024で4車種の新エネルギー車(NEV)のコンセプトカーを公開するとともに、2026年度までに5車種のNEVを中国市場に投入すると発表した。
日産ブースでは、コンセプトカーと最新の電動化技術を搭載した電動車両のラインアップを展示。
今回、公開したコンセプトカーは、2車種のEV(電気自動車)と、2車種のPHEV(プラグインハイブリッド)となる。
『エポック・コンセプト』は、都市や郊外の走行を楽しみ、最新のデザインとテクノロジーで、ライフスタイルを向上させたい活動的な人に向けたEVセダン。AIで拡張されたIoTを備え、バーチャルパーソナルアシスタントとの感情豊かなコミュニケーションを通じて、より快適な生活を実現するモデル。
『エピック・コンセプト』は、週末に冒険を楽しむ都市部のカップルに最適というEVモデルのSUVで、市街地でも高速道路でも自動運転が可能。さまざまな機器やキャンプ場、パーティでの電力供給ができ、搭載された数々のテクノロジーでリラックスした雰囲気を創出するモデル。
『エラ・コンセプト』は、クルマを第2の家と考える若いビジネスパーソンのための1台。PHEVモデルのSUVで、連動するエンターテイメントシステムと、ゼロ・グラビティシートを備えるほか、進化した「e-4ORCE」と、アクティブエアサスペンションによって、快適で安心なドライブを楽しめるモデル。
『エヴォ・コンセプト』は、先進の運転支援技術と、安全性能を備えたPHEVセダン。週末旅行に最適で、家族全員の特別な思い出を演出できる。また、AIによって機能を拡張したバーチャルパーソナルアシスタントがドライブを通じて実現したいことをサポートする。
そのほかにも、究極のドライビングプレジャーを追求しつつも、高い環境性能と日常での快適性を兼ね備え、サーキットでの刺激を求めながら環境意識も高いレース愛好家やゲーマーに最適という『ニッサン ハイパーフォース』やAIやヘッドレストのバイオセンサーで読み取ったドライバーの気分に合わせて、最適な音楽や照明を自動で選択し、活力や創造力を高める『ニッサン ハイパーパンク(デジタル展示)』を中国初披露。ABB FIAフォーミュラE世界選手権に参戦している『日産フォーミュラEマシン(Gen3)』も展示している。