2019ワールドカーオブザイヤー、ノミネート35車種…日本車は「RAV4」など12台

ワールドカーオブザイヤー(WCOTY)主催団体は9月27日、「2019ワールドカーオブザイヤー」の第1次ノミネート車35車種を発表した。

ワールドカーオブザイヤーは、2006年に開始した。今回は、2017年秋から2018年秋にかけてデビュー、またはマイナーチェンジを受けた新型車の中から、最高の1台を選出する。ただし欧州専用車、北米専用車、日本専用車などは、選考対象から外される。投票は世界20か国以上、85名のジャーナリストが、バリュー、安全性、環境性、コンセプトなど6項目を基準に実施。2019年4月のニューヨークモーターショー2019で、イヤーカーが決定する。

日本メーカー車では、トヨタが新型『カローラスポーツ』『RAV4』『アバロン』の3車種、レクサスが新型『ES』『UX』の2車種、日産が新型『アルティマ』『キックス』の2車種、高級車ブランドのインフィニティが新型『QX50』、ホンダが『クラリティPHEV』、高級車ブランドのアキュラが新型『RDX』、SUBARU(スバル)が新型『フォレスター』、スズキが新型『ジムニー』の合計12車種。マツダと三菱はノミネートなし。

そして、ドイツプレミアム勢では、アウディが新型『A1』『A6』『Q3』、ブランド初の市販EVの『e-tron』の4車種をノミネート。BMWは新型『3シリーズ』『X2』『i8ロードスター』の3車種がノミネートされた。メルセデスベンツはノミネートなし。

ここ数年の結果は、2009年がフォルクスワーゲン『ゴルフ』、2010年が同じく『ポロ』と、フォルクスワーゲンが2年連続で受賞。2011年は日産のEV、『リーフ』。2012年は再び、フォルクスワーゲンの新世代コンパクトカー、『up!』、2013年は『ゴルフ』、2014年がアウディ『A3』、2015年がメルセデスベンツ『Cクラス』、2016年がマツダ『ロードスター』、2017年はジャガー『F-PACE』、2018年は新型ボルボ『XC60』が、ワールドカーオブザイヤーに輝いている。

2019ワールドカーオブザイヤーの第1次ノミネート車35車種は以下の通り。
【日本メーカー】
トヨタ:「アバロン」・「カローラスポーツ」・「RAV4」
レクサス(トヨタの高級車ブランド):「ES」・「UX」
ホンダ:「クラリティPHEV」
アキュラ(ホンダの高級車ブランド):「RDX」
日産:「アルティマ」・「キックス」
スバル:「フォレスター」
スズキ:「ジムニー」
【海外メーカー】
アウディ:「A1」・「A6」・「e-tron」・「Q3」
BMW:「3シリーズ」・「i8ロードスター」・「X2」
キャデラック:「XT4」
シトロエン:「C5エアクロス」
ダチア:「ダスター」
フォード:「フォーカス」
ヒュンダイ:「ネクソ」・「サンタフェ」
インフィニティ:「QX50」
ジャガー:「E-PACE」・「I-PACE」
ジープ:「チェロキー」・「ラングラー」
キア:「シード/フォルテ」・「ニロEV」・「ソウル」
セアト:「アローナ」
ボルボ:「S60/V60」・「XC40」