日本初導入となるレクサス新型ESとは

2018年4月の北京モーターショーで、レクサスの新型ESがワールドプレミアされた。
日本でこそ馴染みのない車だが、1989年にレクサスブランドがアメリカで立ち上がったのと同時に、設定されているセダンである。カテゴリーとしてはDセグメントに属し、今回のフルモデルチェンジで7代目となる。日本では、「ウィンダム」と呼ばれていた車でもあり、日本では大型の部類に入るFF駆動のセダンとなる。
新型レクサスESでは6代目ESから全面刷新される。最近の新型車には、ほぼ採用されているTNGA(トヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャー)に基づいたカムリと同様のGA-Kプラットフォームを採用。全長は5m近い大きな堂々としたボディに、レクサス車の特徴でもあるデザインのスピンドルグリルと3眼のLEDヘッドランプが装備される。FFレイアウトを採用した室内は広く、先代型のLSに匹敵する居住性を実現したという。当然、レクサスブランドならではの高品質な車になっている。
サイズは、全長4975㎜で全幅も1850mmを超えるため、日本ではかなり大きいサイズのセダンになる。因みに海外仕様のボディサイズは、全長4975㎜×全幅1865㎜×全高1445㎜。
外観デザインは、GA-Kプラットフォーム採用の恩恵で、低フード化、低重心化されている。エンジンフード、後方に寝かせたAピラー、それに連続して低くクーペのようなラインを描くルーフが美しいスタイリングを実現。また、ボリューム感あるリアフェンダーなどにより、エレガントな印象もある。更にフロントには、レクサスの象徴でもあるスピンドルグリルが装備され、レクサスらしい個性を主張している。
内装は、細部にわたりクオリティが高く、広い室内空間が魅力。インパネにはナビ機能のほか、車両情報を表示するディスプレイを装備。前席はフードの低さに合わせて、ダッシュボードの高さを抑え、広がり感があり開放感を感じるデザインにした。後席のレッグルームの余裕は、LSをも凌ぐスペースを確保。バックレストは、最大8度のリクライニング機構も備わっている。また、GA-Kプラットフォームの採用により重心が下がり、フロントシートのヒップポイントも低めになっている。FFの利点を活かしたリアシートは足元の空間も含めて、広く快適な居住性を実現している。
パワートレインについては、海外向けにはガソリン仕様もあるが、日本への導入は2.5Lハイブリッドのみとなる予定。搭載されるシステムはカムリと同様のもので178psの2.5L直列4気筒エンジン+120ps相当のモーターの組み合わせ。主バッテリーはリチウムイオンを採用する。2.5L直列4気筒エンジンは、吸気効率の向上や燃焼室内の気流強化による高速燃焼で、世界トップレベルの熱効率を実現している。また、GA-Kプラットフォーム採用によって、走る・曲がる・止まるというクルマの基本性能が向上している。
安全装備は、最新の安全技術、第2世代の「レクサスセーフティシステム+」を搭載。プリクラッシュセーフティ、レーダークルーズコントロール、レーントレーシングアシスト、アダプティブハイビームシステム、パーキングサポートブレーキなど、完全装備となる。
燃費については、カムリと同じのパワートレーンを採用しているので、カムリの上級モデル(ハイブリッド仕様)の、JC08モード燃費28.4km/Lと同じ程度になると想定される。
ラインナップについては、他のレクサスのモデルと同様に、「バージョンL」や「Iパッケージ」も設定されるのも予想されるが、車両はFFのハイブリッド仕様車のみになりそう。価格は、カムリベースということで、お得な価格設定になるともいわれている。そうなると、ベースモデルで500万円から、Fスポーツでも600万円台といった価格設定もあるかもしれない。レクサス新型ESの発売時期は、2018年秋頃の発売になる予定。

