トヨタ新型「LEXUS NX」初公開 安全運転機能「Lexus Safety System +」搭載

第17回上海モーターショーで、トヨタの高級車ブランドであるLEXUSで販売しているSUV「NX」の新型モデルを世界初公開した。マイナーチェンジし、安全支援運転技術を強化したほか、洗練された力強い外装デザインを採用した。「LEXUS NX」は、2014年7月に発売したLEXUSブランドとしては、初のコンパクトクロスオーバーSUVになる。

今回、マイナーチェンジしたのは、2014年7月に発売したモデルを新型として改良し販売した。仕様は、NX300hの直列4気筒2.5Lのハイブリッド車と、NX300の直列4気筒2.0Lインタークーラー付ターボがある。車体サイズは全長4.630、全幅1.845、全高1.645(mm)。また、トヨタのコンパクトSUV「C-HR」(4WDガソリン車)の車体サイズは、全長4.360、全幅1.795、全高1.565(mm)。比較すると「NX」の方が全体的に大きい設計になっている。

さまざまな事故を予防する機能をパッケージ化した「Lexus Safety System +」を搭載。先行車と車間距離を保ちながら追従走行する「レーダークルーズコントロール」のほか、歩行者を検知する「プリクラッシュセーフティ」、車線逸脱による事故を防ぐ「レーンディパーチャーアラート」、ハイビーム照射時に対向車のランプを遮へいし、眩惑(げんわく)を防ぐ「アダプティブハイビームシステム」などを備える。

走行性能では、サスペンションをチューニングし、車体のロール特性や操舵に対する応答性が向上。アブソーバーも変更し、より快適な乗り心地を実現。機敏な走りをさらに進化させるとともに、快適性も向上させた。

外装は、フロントバンパーをより鋭く低重心な造形を採用。LEXUSブランドの象徴「スピンドルグリル」は、LEXUS LX/RXとの共通性があるレイヤー状のデザインとし、LEXUS SUVとしての個性を表現した。三眼式のLEDヘッドランプは、超小型LEDランプユニットを採用。新たにウィンカーが流れるように点灯するLEDシーケンシャルターンシグナルランプをフロントとリアに採用。リヤは、L字を強調したテールランプを採用し、軽快さやタイヤの踏ん張りを強調するデザインに仕上げた。

内装は、ヘッドアップディスプレイ(HUD)と一体化したメーターフードや、シンプルで機能的なスイッチ配置のセンタークラスターなど、部品を刷新。10.3インチワイドディスプレイや、新型リモートタッチを採用し、ナビゲーションやオーディオの操作性を高めた。両手がふさがっていても、足で使えるキックオープン機能付きパワーバックドアも備える。

スポーティーグレードである「Fスポーツ」では、グリルメッシュとグリルサイドのガーニッシュを新しいFメッシュパターンで統一、新デザインのアルミホイールと組み合わせより精悍でアグレッシブなデザインへと変更。

「Fスポーツ」のインテリアは専用仕様になっている。クルマとの一体感を味わう専用メーターや優れたホールド性を実現するスポーツシート。他にもディンプル本革ステアリングとシフトノブ、アルミ製のスポーツペダル&フットレスト、オーナメントパネル(メタルフィルム)、スカッフプレートが装備されている。また、専用オーナメントパネルにはメーカーオプションの 本アルミ(名栗調仕上げ/シルバー)もある。

NX改良新型の価格は、2リットルターボエンジンモデルのNX300で440万円から。ハイブリッドモデルであるNX300hは504万円からとなっている。