アルファロメオ、新型モデルミドルサイズSUV『トナーレ』フロントデザインを刷新し走行性能と品質を向上
アルファロメオは、3月17日にミドルサイズSUV『トナーレ』の新型モデルを発売した。

『トナーレ』は、イタリアンデザインの美意識とモダンな機能性を融合させたアルファロメオの変革を象徴するモデル。今回のモデルチェンジでは、フロントデザインの刷新に加え、走行性能と品質の向上が図られている。
ラインアップは、エントリーグレード「スプリント」が599万円で、上級グレード「ヴェローチェ」が653万円。「スプリント」は、ファブリックシートや18インチホイールを装備し、デザイン性とドライビングフィール、先進安全機能やコネクティビティまで必要な要素をバランスよく備えたエントリーグレード。「ヴェローチェ」は、スポーティさと上質さをいっそう際立たせ、三つ葉デザインの20インチホイール“フォリ”を装着し、レザーシートなどの上質な内装仕立てにより走りと快適性を高い次元で融合したモデル。
大きく刷新されたフロントデザインは、2023年に世界33台限定で発売された1967年型「33 Stradale」をルーツとしたカスタム仕様限定モデルの「33 Stradale」にも通じるクラシックな造形を現代的にアレンジし、ブランドを象徴する“スクデット(盾形グリル)”を採用。また、スクデット横には、アゾレと呼ばれる4つの小さな開口部を『トナーレ』に初採用。バンパーのエアインテークも拡大し、ラジエーターの冷却効率を向上。ボンネット内に滞留しやすい空気をフロントホイールハウスからボディサイドへ効率的に流すことで、乱流や風切り音の低減に寄与。“トライローブ(三つ葉)”と呼ばれるフロントグリル部分のデザインを水平ラインを強調した新しい造形とすることで、視覚的な安定感が増し、力強いフロントフェイスとした。バンパーは、面積を拡大し、端部にかけて角度を持たせた造形とすることで、より筋肉質な印象をもたらしている。また、フロントデザインの進化に合わせて車両前方のボディ寸法も調整し、全長を10mm短縮するとともに、前後トレッドを左右4mmずつ拡大したことにより、デザイン性を保ったまま取りまわしやすさと走行時の安定感を両立。フロントとリアのエンブレムは、モノクローム仕様を採用し、新世代アルファロメオのアイデンティティを象徴するディテールとして、端正なたたずまいを際立たせた。リアの「TONALE」レタリングバッヂは、従来のシルバーからダークカラーに変更し、ヴェローチェグレードのサイドに施されるVeloceバッヂと統一感を持たせた。足下には、三つ葉をモチーフにしたデザインのホイール、“フォリ”を採用。ホイールの広い空間が力強さとスポーティさを演出する(Veloceグレードのみ)。ボディカラーは、従来の「アルファホワイト」「アルファブラック」「ヴェスヴィオグレー」に加え、「ブレラレッド」と新色「モンツァグリーン」を設定し、5色展開とした。











インテリアでは、シートのカラーラインアップを拡充し、従来のブラック(ナチュラルレザー)に加えて、レッド(ナチュラルレザー)の選択肢を追加。レッドシートを選択するとシート以外にもダッシュボード、ドアパネル、センターアームレストにもレッドステッチが施され、情熱的で上質な空間を演出。また、ステアリングヒーターやシートヒーターを即座に起動できるショートカットボタンを新たに追加し、ドライバー中心の直感的な操作性を高めたインターフェースに仕上げている。






パワートレーンには、1.5リッターガソリンエンジンと48Vの電動モーターを組み合わせたハイブリッドシステムを搭載し、システム最高出力175PSを発生(欧州値)。エンジン制御を見直すことで加速性能が高められ、0-100km/h加速は、従来の8.8秒から8.5秒へ短縮(欧州値)し、よりスムーズな立ち上がりと力強い加速を実現。加えて、エンジンとモーターの制御バランスを最適化したほか、可変バルブタイミングの調整や高いギアへのシフトタイミングを早める制御を採用し、加速をより滑らかにした。さらに、EV走行中のエンジン再始動条件を増加させ、車両の応答性を向上させている。これにより、街中でも高速道路でも滑らかな加速がもたらす心地よい走りを提供するとしている。
車両制御面では、ADAS(先進運転支援システム)の検知設定を見直した新ソフトウェアを採用し、雨滴や泥、強い日差しなどによる誤検知を防止している。また、スマートフォンをワイヤレスチャージャーで充電する際に、機器内部に熱がこもって高温になることを防止するよう改良を施し、利便性を向上した。さらに、より快適な室内空間を目指し、停車時や渋滞時を含むエアコン使用時の熱効率を高めている。

