最新の「Toyota Safety Sense」を搭載した『カローラスポーツ』…JNCAP予防安全性能評価において最高得点で「ASV+++」を獲得

トヨタは、最新の予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense」(全車標準装備)と「インテリジェントクリアランスソナー」(ハイブリッド車/CVT車オプション設定)を搭載した『カローラスポーツ』が、2018年度前期のJNCAP予防安全性能評価において、最高ランクの「ASV+++(トリプルプラス)」を最高得点で獲得したと発表した。因みに、得点は126点満点のうち122.4点を獲得し、今回の受験車の中で最高得点となった。

また、JNCAP予防安全性能評価とは、国土交通省と独立行政法人自動車事故対策機構が、安全な自動車の普及を促進する目的で、1995年度より公表している自動車安全情報。現在国内で販売されている自動車の安全性能について予防安全性能、衝突安全性能、歩行者保護性能などを評価し、結果を公表している。

「ASV+++」は、今年度から新たに設定された最高ランクで、従来の性能評価項目に、「被害軽減ブレーキ試験 対歩行者(夜間・街灯あり)」、「ペダル踏み間違え時加速抑制装置試験」、「高機能走行用前照灯」が追加され、高得点を取得した車両が獲得できる。

『カローラスポーツ』は、新たに検知機能を向上させ、歩行者(昼間・夜間)と自転車運転者(昼間)に対応した「プリクラッシュセーフティ」など、複数の予防安全機能をパッケージ化した、最新の「Toyota Safety Sense」を標準装備。また、ガラスや壁などの静止物を検知して衝突被害の軽減に寄与する「インテリジェントクリアランスソナー」(パーキングサポートブレーキ<静止物>)などの安全機能を設定している。

トヨタは、日本で発生している歩行者の交通死亡事故は約70%に夜間に発生しており、夜間歩行者の交通事故等を未然に防止するため、夜間の歩行者に対応した「プリクラッシュセーフティ」を備えた「Toyota Safety Sense」を2018年1月から導入した。

現在、国内では全5車種(アルファード・ヴェルファイア・クラウン・カローラスポーツ・MIRAI)に標準装備しており、今後も順次搭載車種を増やしていく。