新型レクサスLF-1リミットレス、力強くも美しいコンセプトカー・次世代フラッグシッレプ・クロスオーバーの新提案

レクサスLFー1リミットレス・コンセプトは、いっそう豪華に、いっそう華麗に前進するSUV、ラグジュアリークロスオーバーの新しい提案である。パワーユニットは燃料電池、EV、PHV、ハイブリッド、ガソリンと、各エリアの要望に応じた多種多彩な展開を想定している。
レクサスLFー1リミットレスは 米国デトロイトショーでデビュー。ただし、販売時期は未定である。

レクサスLF-1リミットレスは、最高級セダンLSベースのSUVというイメージの次世代フラッグシッレプ・クロスオーバーになる。レクサスは2025年をメドに、全世界の全モデルに、電動専用車か電動グレードを設定する計画を進めている。LF -1リミットレスは、パワートレーンにガソリンやハイブリッドをはじめとして、プラグインハイブリッド(PHV)やEV、燃料電池(FCV)と、全方位を想定している。

デザインは、トヨタの米国デザイン部門、キャルティ(CALTY)が手がけた。ボディは、ロングノーズでキャビンが後方寄りにある設計。これは、新型LSと同じ手法になる。
フロント部では大径タイヤとともに張り出したフェンダーと長いフードを組み合わせ、ワイドなスタンスと力強いスピンドルグリルを立体的に表現している。ヘッドランプは、フロントの立体的な造形に一体化するような形状に、リアは薄く水平に抜けたリアコンビネーションランプによって、車幅の広さを強調している。それに加えて、左右に分かれたリアスポイラーの採用により、大きなガラスルーフの開放感を引き立てている。ボディサイズは、全長5014mm×全幅1986mm×全高1605mm、ホイールベース2974mm。

インテリアは、ドライバーのジェスチャーに反応するモーションコントローラーを装備。視認性の高いディスプレイなど、インターフェイスは最新設備になる。
LF-1リミットレスは自動運転技術にも積極的に取り組む。ドライバーが、目的地までの運転操作を車両に任せるショーファー・モードを搭載。また、4Dナビゲーションシステムを装備。これは、ナビに時間の概念を取り入れ、車両や渋滞状況などを考慮し、休憩やレストランの提案、ホテルの予約などを行う。情報はナビのディスプレイのほか、後席エンターテインメント画面、スマートフォンやタブレットに表示できる。