北米トヨタ、直列3気筒エンジンと4WD搭載『GR86ラリーレガシーコンセプト』を「2024 SEMAショー」で北米公開
トヨタ自動車の北米部門は、『GR86』に『GRカローラ』の3気筒ターボエンジンと、4WDシステム「GR-FOUR」を搭載する『GR86ラリーレガシーコンセプト』を米国で開催された「2024 SEMAショー」で発表した。
『GR86ラリーレガシーコンセプト』は、往年のラリー車両『セリカ GT-Four』からインスピレーションを得て『GR86』のシャーシを改造し、『GRカローラ』の横置き「G16E-GTS」エンジンと、4WDシステム「GR-FOUR」を搭載。また、『GRカローラ』の300馬力と、273ポンドフィートのオリジナル仕様の性能は、維持する。さらに、チューニングすることで、これらの数値は上がる可能性があるとしている。
『GR86ラリーレガシーコンセプト』の外装は、ホワイトのボディカラーに伝統を彷彿とさせる赤と緑のカラーリングを配し、TOYOTAやTOYOTA GAZOO Racingのロゴを組み合わせた。赤いラリーマッドフラップ、カスタムエキゾースト、スポイラーなどの装備で、ビンテージラリー車両『セリカ GT-Four』をイメージさせる外観を完成させている。