三菱ふそう、大型トラック『スーパーグレート』に進化した高度運転支援機能「アクティブドライブアシスト3」採用

三菱ふそうトラック・バス(MFTBC)は、大型トラック『スーパーグレート』に高度運転支援機能を改良した「アクティブドライブアシスト3」を採用するとともに、車種ラインアップを追加し、2025年3月より順次販売を開始する。価格は、GVW25トン/リアエアサス/フルキャブ/プロラインの仕様で2832万1700円。

『スーパーグレート』現行モデルで、FU型(6×2)ショートキャブモデルに総排気量10.7リッターの「6R20」型エンジンを設定した車型を新たに追加。FU型ショートキャブに新規設定した「6R20」型エンジンは、燃焼システムの最適化により、低燃費で力強い走破性を持つ優れた燃費効率のエンジンとなり、燃焼効率を高めることで小型軽量化も実現し、軽量化によって積載量も向上させた。また、FU型は、タイヤの数が少ないため、メンテナンスコストが削減できるメリットもあり、高い経済性と輸送効率を兼ね備えた「6R20」型エンジン搭載のFUショートキャブモデルを新規設定することで、環境に配慮した効率的な輸送を実現する。

高度運転支援機能の「アクティブドライブアシスト3(オプション設定)」には、新規搭載された「高速走行中の並走車回避サポート」によって、高速走行中に方向指示器を作動させて車線変更を行なう際、隣の車線を並走している車両を検知し、危険を回避するためにステアリング制御を行ない車線維持をアシストする機能が追加された(60km/h以上で作動)。