三菱、新型『エクスフォース』が2024年「ASEAN NCAP」でファイブスター獲得

三菱自動車工業は、8月5日にコンパクトSUVの新型『エクスフォース』が、アセアン地域の新車を対象に安全性能を総合評価する「ASEAN NCAP」において、最高評価ファイブスターを獲得したと発表した。

『エクスフォース』は、2023年にインドネシアで、世界初披露された5人乗りのコンパクトSUV。また、2023年11月にインドネシアで販売開始後、2024年3月にベトナム、7月にフィリピンなどのアセアン地域、中南米やアフリカで発売している。今後は、中東や南アジアにも順次展開を拡大する計画となっている。

『エクスフォース』は、「Best-suited buddy for an exciting life（毎日を愉しく過ごすことができる頼もしい相棒）」をコンセプトに、アセアン地域での使われ方にこだわって開発。荒れた路面や冠水路など、様々な天候や路面において、安心・安全の走破性を実現する。

今回、「ASEAN NCAP」の最高評価ファイブスターを獲得した『エクスフォース』は、衝突時のエネルギー吸収と、キャビンの変形抑制を両立させた衝突安全強化ボディ「RISE」に加え、6つのSRSエアバッグを採用することで衝突安全性能を確保。さらに、衝突被害軽減ブレーキシステム［FCM］や後側方車両検知警報システム［BSW］、後退時交差車両検知警報システム［RCTA］、オートマチックハイビーム ［AHB］などの先進安全装備によって高い予防安全性能も備えている。