ロータス、バッテリーEV『エレトレ』最新仕様発表

ロータスは、5月16日にブランド初となるSUVタイプのBEV(バッテリー電気自動車)『エレトレ』の最新仕様と、ベースグレードを追加したと発表した。

今回の最新仕様の価格は、「エレトレS」が1816万1000円、「エレトレR」が2215万4000円で、追加されたベースグレードが1505万9000円。
なお、今回の3グレードのうち「エレトレS」が今回の仕様変更で最も充実した仕様となっており、ガラスルーフ、コンフォートシートパック(5人乗り)、アコヤホワイトペイントが標準装備される。

パワートレインは、いずれのモデルも前後にモーターを搭載し、112kWhのリチウムイオンバッテリーを搭載するフルタイム4輪駆動を採用。最高出力/最大トルクは、「エレトレ」および「エレトレS」が450kW(612PS)/710Nm、「エレトレR」が675kW(918PS)/985Nmをそれぞれ発生。0-100km/h加速は、「エレトレ」および「エレトレS」が4.5秒、「エレトレR」が2.95秒。また、ツアー、レンジ、スポーツ、オフロード、インディビジュアル、トラック(エレトレ Rのみ)など最大6つの走行モードが設定され、全車に6ピストンキャリパーでクランプされた414mmのスチール製ブレーキが標準装備され、「エレトレS」、「エレトレR」では大径の10ピストン420mmカーボンセラミック(オプション)も用意される。

そのほか、2つのNVIDIA DRIVE Orinチップ、12カメラ、18レーダー、4ライダーの34センサーなど、最新の最先端技術を搭載。オーバー・ザ・エアー・アップデートにより車両のライフタイムを通じて継続的に改善できる、としている。