レクサス、『RX』12.3インチフル液晶メーター採用など・・一部改良

レクサスは、2月27日にクロスオーバーSUV『RX』を一部改良して発売した。
ラインアップは、直列4気筒2.4リッターターボのHEV(ハイブリッド車)「RX500h」、直列4気筒2.5リッターのPHEV(プラグインハイブリッド車)「RX450h+」、直列4気筒2.5リッターのHEV「RX350h」、直列4気筒2.4リッターターボのガソリンモデル「RX350」。価格は、668万円~903万円。
[価格表]

改良型『RX』では、フロントコンソール前部に室内イルミネーションを追加するとともに、輝度を高めることでよりラグジュアリーな室内空間を実現。また、「RX500h“F SPORT Performance”」と「RX350“F SPORT”」の内装色には、ホワイトが追加され、ホワイトとブラックとのハイコントラスト配色により、ラグジュアリーかつスポーティな室内空間を表現。さらに、液晶メーターを12.3インチフル液晶メーターに変更し、メーターパネルの視認性を向上させることでドライバーがより運転に集中することができる室内空間に改善。また、「RX450h+」「RX350h」「RX350」の “versionL” には、従来の21インチタイヤ&ホイール(ダークグレーメタリック塗装/ ダークプレミアムメタリック塗装)に加え、21インチタイヤ&ホイール(ダークグレーメタリック塗装+切削光輝)が新たにメーカーオプションに設定されている。

走行性能は、ドライバビリティの改良として「RX500h」では、駆動力特性を変更。低開度域では、アクセルコントロール性を高めて踏み増し時は、パラレルハイブリッドシステムの持つパワフルでレスポンスのいい加速感を実現しつつ、減速度の初期応答性を高めて車両コントロールのしやすさを向上。「RX450h+」「RX350h」では、アクセル開度に対する駆動力特性の出し方を変更し、レスポンスやコントロール性を高めることで、ドライバーの操作に対して車両が素直に応える乗り味を追求。また、Dynamic Rear Steering(DRS)を「RX500h」に加え、「RX450h+」「RX350h」のAWD 車にも設定拡大し、低速での高い取りまわし性と高速での安心感を実現。さらに、Sportモード選択時の同相転舵領域を中速にまで拡大することで、旋回時の応答性が向上。静粛性の追求としては、ダッシュインナーサイレンサーの目付量アップ、インストルメントパネルへの吸音材追加などを実施し、エンジンノイズを低減。さらに、リアドアガラスへのアコースティックガラス採用やリアボディまわりへの制振材・吸音材の追加によって後席まわりの騒音を低減し、心地よい静粛感を追求。「RX500h」では、エンジン制御を見直すことにより、エンジンノイズを低減。加えて、車両の走行状態に応じた走行サウンドにより快適なドライブ空間を演出する ASC(アクティブサウンドコントロール)のチューニングを刷新。Sportモード選択時において、減速時のサウンドを追加し、音が聞こえる方向もチューニングすることで、より臨場感のあるサウンドを実現させている。

そのほか、高度運転支援技術「Lexus Teammate」の「アドバンストパーク(リモート機能付)」を「RX350“FSPORT”」に標準設定している。