モータースポーツとホスピタリティが融合した富士スピードウェイホテルに宿泊・・『GRスープラ』に試乗など

富士スピードウェイに隣接する「富士スピードウェイホテル」は、6月30日チェックアウトまでの期間限定で、スイートルーム、もしくはヴィラに宿泊した人向けにホテル周辺で『GRスープラ』を試乗できる特典を提供している。

用意されている『GRスープラ』は、ATモデルが2020年式、MTモデルが2022年式。ATモデルは、トムスによるチューニングと、富士スピードウェイホテルオリジナルのラッピングが施される特別仕様車となっている。
『GRスープラ』の試乗は、「試乗時間が短すぎる」という声を受けて、4時間となっている。現在は、午前/午後という枠組みで、ATかMTのどちらかのモデルを試乗できる。
試乗できる2020年式ATモデルと2022年式MTモデルは、最高出力285kW(387PS)/5800rpm、最大トルク500Nm(51.0kgfm)/1800-5000rpmを発生する直列6気筒3.0リッター直噴ターボエンジンを搭載している。

富士スピードウェイホテルは、日本初上陸のハイアットブランド「アンバウンド コレクション by Hyatt」として、2022年10月に開業。このホテルでは、「唯一無二の個性」としてモータースポーツを掲げている。もちろんハイアットならではのラグジュアリーな滞在は、しっかりと確保されている。まさにモータースポーツとホスピタリティを融合した空間となっている。
部屋は、富士スピードウェイの第3セクターが見渡せるサーキットビューと、目の前に富士山が迫る富士山ビューとなっており、5室あるヴィラにはマイカーを見ながらくつろげる専用ガレージが備えられている。
ホテル内には、ランチとディナーが楽しめる「TROFEO(トロフェオ) イタリアン」と、ディナーだけオープンとなる炉端ダイニング「Robata OYAMA」があり、旬ごとに変わる静岡の地元素材を用いた食事だけでなく、静岡の行列ができる名店の味も味わえる。モータースポーツに関連するカクテルやその場での即興カクテルも楽しめる「BAR 4563」では、6月30日まで『GRスープラ』にインスパイアされたオリジナルカクテルを楽しめる。

ヴィラ

なお、宿泊者は、ホテル棟の1階と2階にある「富士モータースポーツミュージアム」の入場料が割引になる。宿泊者専用の割引チケット料金は、大人1300円、中高生650円、小学生450円(幼児は入場無料)となり、滞在中は何度でも入館できる。

そして、ホテルの個性がモータースポーツというだけあって、モータースポーツ関連のアクティビティも充実。ホテル宿泊者は、富士スピードウェイへの入場料金が無料になるため、富士スピードウェイ構内の本コース体験走行やレンタルカート体験がお得になる。さらに、本コースの体験走行でレンタカーとして用意されているGRシリーズの車両が、宿泊者限定で事前予約可能。『GRヤリス(AT/MT)』『GRスープラ(AT)』のほか、『GRカローラモリゾウエディション(MT)』『TOM’Sスープラ(AT)』といったちょっとレアな車両もドライブできる。車両のレンタル料金(体験走行料込み)は、『GRヤリス(AT)』が7700円、『GRヤリス(MT)』が8800円、『GRスープラ』が9900円、『GRカローラ』と『TOM’Sスープラ』が1万3200円。また、本コースの体験走行は、マイカーでも可能で、料金は3300円となる。さらに、4月からは新しく体験走行の前に自身のスマートフォンやカメラを持ち込んでメインストレートでの撮影ができるプログラムも日付限定で開催されており、料金は4400円となる。
カートは、予約なしで富士スピードウェイ構内のカート場に行けばできる。ヘルメットとグローブ(軍手)は、無料レンタル可能。長袖長ズボンであれば手ぶらで体験できる(身長制限145cm以上)。価格は、1人乗り7周1600円、2人乗り7周2200円。