ポルシェ、新型バッテリーEV『マカンGTS』予約受注開始・・価格1396万円

ポルシェジャパンは10月22日に新型BEV(バッテリー電気自動車)『マカンGTS』の予約受注を開始した。価格は、1396万円。

ポルシェは、フル電動モデルの『マカン』において、「マカン」「マカン4」「マカン4S」「マカンターボ」に続く、第5の派生モデルとして「マカンGTS」を追加し、SUVのラインアップを拡大している。

デザインは、ブラックのアクセントが特徴的なエクステリアを採用。エクステリアの塗装に合わせたデコレーティブステッチが施された新しいGTSインテリアパッケージを採用している。

新型『マカンGTS』のパワートレーンは、「マカンターボ」と同様にモデルシリーズ内で最もパワフルなリアアクスル電気モーターを搭載。電源ユニットは、直径230mm、有効長210mmで、高効率の900A炭化ケイ素(SiC)パルスインバーターを装備。最高出力は、380kW(516PS)。ローンチコントロール使用時には、オーバーブーストパワーで、420kW(571PS)まで上昇し、最大トルクは、955Nmを発揮。「マカンターボ」と同様に、9.0:1のギヤ比を備えたトランスミッションは、パフォーマンスモデルの強大なトルクに耐えられるように特別に設計された。また、スポーツクロノパッケージを標準装備し、『タイカン』でも装備される「サーキットモード」が追加され、特にハイパフォーマンスな走行に備えることができる。このモードは、バッテリーの冷却レベルを高め、熱の蓄積による電力損失(ディレーティング効果)を最小限に抑え、持続的な負荷の下でのパフォーマンスが著しく向上。バッテリーの冷却と、パフォーマンスを最適化する「サーキットモード」を備えるなど、最高出力420kW(571PS)を発生し、0-100km/h加速タイムは、3.8秒というパフォーマンスを実現。