ポルシェ、新型『911ターボS』『911ターボSカブリオレ』受注開始
ポルシェジャパンは、9月8日に新型『911 ターボ S』『911 ターボ S カブリオレ』の予約受注を開始した。価格は、『911 ターボ S』が3635万円、『911 ターボ S カブリオレ』が3941万円。

現行型『911 カレラ GTS』で初めて搭載されたT-ハイブリッドパワートレーンは、新しい『911 ターボ S』で大幅改良を受け、『911 カレラ GTS』のT-ハイブリッドでは電動エグゾーストガスターボチャージャー(eターボ)が1基搭載されるが新型『911 ターボ S』では2基に変更。このタービンとコンプレッサーは、最上位モデルの要件を満たすように特別に設計されたものとなり、2基のeターボは性能の大幅な向上に貢献するだけでなく、パワートレーンの応答性も向上。容量1.9kWhのコンパクトで軽量な高電圧バッテリーは、『911 カレラ GTS』に使用されているものと同じで、電気モーターを内蔵した8速PDKがポルシェトラクションマネジメント(PTM)4WDシステムにパワーを伝達する。これにより、「ターボ S クーペ」の0-100km/h加速は、先代モデルから0.2秒短縮して2.5秒、0-200km/h加速は、0.5秒短縮して8.4秒を達成。新型911 ターボ Sの最高速は、322km/hとした。


また、チタン製のリアサイレンサーとテールパイプトリムを備えた新しい標準スポーツエグゾーストシステムもサウンド面で『911 ターボ S』を強化。サウンドは、トップモデル専用に調整され、エグゾーストシステム自体の軽量化も実現。さらに、エモーショナルなサウンドイメージを生み出すもう1つの要素として内燃エンジンのアップグレードが挙げられ、3.6リッター水平対向エンジンは非対称タイミングを採用し、エンジン音にさらなる周波数を追加することでより力強くシャープなサウンドを生み出す。
『911 ターボ S』に使用される新世代タイヤは、優れたウェット性能を維持しながらドライ条件のハンドリングが大幅に改善された。リアには先代モデルに比べて10mmワイドな325/30ZR21タイヤを、フロントには先代と同じ255/35ZR20タイヤをセット。標準装備のポルシェセラミックコンポジットブレーキ(PCCB)システムには新しいブレーキパッドが装備され、これによりブレーキ性能とペダルフィールを同時に向上させることに成功。リアアクスルのブレーキディスク径は、390mmから410mmに拡大し、フロントには直径420mmのディスクを採用。これによって新型『911 ターボ S』は、ポルシェが2ドアモデルに搭載した中で最大のPCCBブレーキシステムを搭載している。
また、新型『911 ターボ S』では新しいエアロダイナミクスコンセプトによって冷却と効率が最適化され、車両前部に垂直に配置されたクーリングエアフラップとアクティブフロントディフューザーは、先代モデルから継承された可変フロントスポイラーリップや伸縮と傾斜が可能なリアウイングとともに、効率的な全体システムとして機能する。


インテリアではドアパネル、ステアリングホイール、ダッシュボード、センターコンソールまわり、デコレーティブステッチ、スポーツクロノストップウォッチ、メーターパネルなどにターボナイトのアクセントが与えられ、今回初めてネオジムトリムを備えたカーボン構造のトリムストリップと、ブラックの裏地が付いたパーフォレーテッドマイクロファイバーヘッドライナーが専用インテリアの一部に採用。『911 ターボ S クーペ』は、標準で2シーターモデルとして提供され、要望に応じて追加料金なしでリアシートシステムを設定できる(カブリオレでは2+2のシート構成が標準)。新型『911 ターボ S』には、HDマトリックスLEDヘッドライトをはじめ、タイヤ温度計を含むスポーツクロノパッケージ、専用チューニングされたPASMサスペンション、PDCC電気油圧式ロールサポート、チタン製スポーツエグゾーストシステムなどが標準装備される。インテリアでは、メモリー機能付18wayアダプティブスポーツシートプラスやヘッドレストの”turbo S”レタリングが標準装備として採用され、シート表面とドアパネルに施されたターボS専用のエンボス加工は、初代「911 ターボ 930」のデザインの特徴を再解釈したものになる。



