ベントレー、新型『バトゥール コンバーチブル』公開

ベントレーのビスポーク(特注)部門であるベントレーマリナーは、5月7日(現地時間)に3番目のコーチビルトモデルとして2シーターグランドツーリングの新型『BATUR CONVERTIBLE(バトゥール コンバーチブル)』を発表した。限定台数は、16台。

新型『バトゥール コンバーチブル』のボディカラーは、もちろんハンドペイントのグラフィックのオーダーも可能。また、フロントグリルのコントラストカラーを段階的に変化させ、鮮やかなグラデーション効果を表現する繊細なオプションも用意されているほか、エアブリッジ、トノカバー、ルーフは素材も指定できる。

パワートレーンは、クーペモデルと同じW型12気筒だが、吸気システムの改良、ターボチャージャーのアップグレード、新しいインタークーラーなどを含む大規模な再調整により、最高出力750PS、最大トルク1000Nmを実現。8速デュアルクラッチトランスミッションが組み合わせられる。マフラーは、チタン製となっている。

室内は、シート後方にエアブリッジとテーパー状のカウルを備えるほか、フロントシートの後ろには半密閉式のラゲッジスペースが用意された。また、開閉式ルーフは、断熱材やシーリングシステムの改良、音響処理の組み合わせによって19秒で開閉可能。スタート/ストップボタンには、3Dプリンターで製作したローズゴールド製の高級オプションが配される。ほかには、シャシーモードの変更に使用するドライブモードセレクター、ダッシュボードのベントレーのアイコンであるオーガンストップベントコントロールやステアリングホイールのインサートマーカーなど、ドライバーの主要なタッチポイントにもローズゴールドの加飾が施される。