フィアット、新モデル『デュカト シリーズ9』スタンダードとロングを設定

フィアットプロフェッショナル(フィアットの商用車ブランド)は、8月21日に『デュカト』の新モデル「シリーズ9」を発売した。
価格は、スタンダードモデルの「L2H2」が580万円、ロングバージョンの「L3H2」が597万5000円。

新しい『デュカト シリーズ9』は、2022年12月に初めて日本へ導入して以来、約1年半ぶりの新モデル。ボディサイズは、「L2H2」が全長5410㎜✕全幅2100㎜✕全高2525mm、「L3H2」が全長5995㎜✕全幅2100㎜✕全高2525mmで、活況を呈するキャンピングカー市場を見据え、これまでの商用車としての機能を向上させながらキャンピングカーのベース車両としての役割を担うモデルとなる。ボディカラーは、「デュカトホワイト」のほか、別途ペイント代が必要な「エクスペディショングレー」「ランサローテグレー」「メタリックブラック」を用意する。

隔壁の前部にライニング(内張り)を施すとともに、後部にはコートフックを追加し、質感と使い勝手を向上させた。さらに、前モデルと比較してADAS(先進運転支援システム)を大幅に充実させ、新たにアダプティブクルーズコントロール(ストップ&ゴー機能付き)やレーンセンタリング、トラフィックジャムアシストを装備し、安全性の向上を実現させている。