フィアット、『グランデパンダ』初公開・・世界市場に投入へ
フィアットは、世界市場に投入予定の新型コンパクトSUV『グランデパンダ(Fiat Grande Panda)』をワールドプレミアしている。
トリノのFIAT Centro Stileで設計された『グランデパンダ』は、初代「パンダ」のクローンとも言える新しいBセグメント車で、手頃な価格と家族向けの設計が特徴。ボディサイズは、全長3.99m×全高1.57m×全幅1.76m。コンパクトなサイズでありながら361Lのトランク容量と、13Lの収納スペースを確保。5人乗りの設計で、都市部での移動や家族旅行に最適としている。
外観は、シルバーのスキッドプレート、光沢のあるブラックピラー、プライバシーウィンドウ、17インチのダイヤモンドカット合金ホイールなどを採用。内装には、リンゴットビルのテストコースからインスピレーションを得たデザインが施されている。
『グランデパンダ』は、世界中で生産可能なマルチエネルギープラットフォームを採用。パワートレインは、電動モデル(BEV)と、ハイブリッドモデルを用意。電動モデルは、44kWhのバッテリーと、83kWのモーターを搭載し、WLTP複合サイクルで320km以上の航続を実現。スパイラル充電ケーブルは、ボンネット下に収納されている。