ヒョンデ、初の高性能BEV『アイオニック5N』6月5日発売・・50台限定のファーストエディション先行予約開始

ヒョンデは、新型高性能バッテリーEVモデル『IONIQ 5 N(アイオニック ファイブ エヌ)』を6月5日に発売すると発表。また、発売に先立ち4月25日~5月30日の期間、50台限定の特別仕様車『IONIQ 5 N First Edition(ファーストエディション)』の先行予約を受け付ける。ファーストエディションの価格は、900万円前後。

特別仕様車『IONIQ 5 N First Edition』は、専用のフロアマットやスカッフプレート、センターホイールキャップなどが採用されるほか、専用のインテリアエンブレムやチェッカー柄のフットレストも特別にあしらわれる。

また、ファーストエディション購入者は、ヒョンデのグローバルモータースポーツイベントへの招待や、オーナー限定セレモニー、Nブランドグッズの購入など、いろいろな特典が用意されるという。

今回、日本での発売が決定した『IONIQ 5 N』は、「N」初のBEVモデルで、ヒョンデがモータースポーツおよびローリングラボで蓄積してきた最新技術を詰め込んだ1台。ボディサイズは、全長4715㎜×全幅1940㎜×全高1625mm、ホイールベース3000mm。

『アイオニック 5 N』は、84kWhのリチウムイオン電池を搭載。搭載するバッテリーは、サーキット走行に適するために、いくつかのバッテリー制御モード「N Battery Pre-Conditioning(NBP)」を採用。“Dragモード”では、短時間で最高出力を発揮するために、バッテリー温度を30℃~40℃で保持するように制御、“Trackモード”では、サーキットを安定して連続走行できるようにバッテリー温度を20℃~30℃に保つようにコントロールする。そのほかにも、停止状態から最大加速性能でスタートできる「N Launch Control」は、グリップレベルを3段階(LOW/MEDIUM/HIGH)から選択でき、路面状況に応じたトルク制御を行なってくれる。さらに、前輪と後輪の駆動力配分をドライバーが直接設定できる「N Torque Distributon(NTD)」やドリフト走行をスムーズに行なえるように駆動力配分を自動的に最適化してくれる「N Drift Optimizer」も装備。
前輪に最高出力166kW(226PS)、後輪に最高出力282kW(383PS)の高性能駆動モーターを搭載し、システム合計最高出力は448kW(610PS)、最大トルク740Nmを発生。さらに、10秒間だけバッテリーとモーターのパフォーマンスを最大化し、高い加速性能を実現する「N Grin Boost(NGB)」を使用すると、前輪が175kW(238PS)、後輪が303kW(412PS)まで上昇、システム合計でも最高出力478kW(650PS)、最大トルク770Nmまで性能が向上。モーターの最大回転数は2万1000rpmを実現し、最高速度は260km/h、0-100km加速は3.5秒(NGB使用時は3.4秒)を誇る。ブレーキは、前輪に4ピストン大口径ブレーキを採用しつつ、アクセルOFFで最大0.6Gの回生ブレーキによる減速が可能な「N Brake Regen(NBR)」も搭載。さらに、コーナー直前でアクセルペダルをオフにすると、回生ブレーキにより強力な制動を行ない、素早い荷重移動で機敏なハンドリング(タックイン)を実現する「N Pedal」も装備し、ゆるいターンであればブレーキペダルを使わず、アクセルペダルのON/OFFだけで通過できる。ホイールGセンサーと6軸ジャイロセンターで制御する「N専用電子制御サスペンション」を搭載するほか、左右後輪に最適なモーター出力を伝達する「N Corner Caving Differential(e-LSD)」を採用し、走行性能を高めるだけでなく、駆動力を確実に路面へ伝える。

また、『アイオニック 5 N』は、よりドライビングを楽しめるように走行に合わせたサウンドを奏でる「N Activ Sound+」を開発。Ignitionモードでは、ヒョンデの内燃機関サウンドを、Evolutionモードではこれまでに開発したコンセプトカーやゲームグランツーリスモに登場したコンセプトカーなど、高性能EV専用サウンドを、Supersonicモードでは戦闘機のジェットエンジンのようなサウンドを再生。気分に合わせたサウンドで高揚感を味わえるとしている。