ヒョンデ、中型電気路線バス『エレクシティタウン』JATA補助金の交付対象車両に認定

Hyundai Mobility Japanは、2024年末に日本で発売する中型電気路線バス『ELEC CITY TOWN(エレク シティ タウン)』が、日本自動車輸送技術協会(JATA)の補助対象車両に認定されたと9月3日に発表した。

ヒョンデは、2009年から日本市場にて大型観光バス『Universe(ユニバース)』を販売し、日本各地のバス事業者への導入実績を持っている。
また、「ELEC CITY」シリーズの中型路線バス『ELEC CITY TOWN』は、日本のバス車体規格ガイドラインに準拠し、日本市場のニーズに合わせた路線バス。ワンマン路線バスに必要な装備の架装に対応している。また、リチウムイオンバッテリーを搭載し、220km以上の航続距離を確保(外気温、冷暖房装置の使用、乗車人数により変動あり)。
なお、新規車両登録後からフロントガラス、サイドミラー(片側)は、10年間。タイヤパンクは、5年間にわたり修理・交換のサービスを提供するとしている。

今回、中型電気路線バス『ELEC CITY TOWN』の日本導入を予定しており、それに先立ちJATAから“補助対象車両”として補助金が交付されることが決定。
この補助金事業は、運輸部門CO2排出量の4割を占めるトラック・バス由来のCO2排出量を削減するために、環境省による2023年(令和5年)度二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金(環境配慮型先進トラック・バス導入加速事業)の交付決定(令和5年4月3日付)を受けて、JATAが環境配慮型先進トラック・バスを導入する事業者に対し、購入補助金交付事業を実施。これにより、電気バスなど環境配慮型先進バスの導入および電気自動車用充電設備の設置(ただし本補助事業による車両導入と一体的に行なわれるものに限る)に要する経費の一部が補助されるため、バス事業者や自治体などが『ELEC CITY TOWN』を1台導入した場合、JATAより1769万2000円が補助金として交付される。