ヒョンデ、ハイパフォーマンスEV『アイオニック 5 N』日本導入・・858万円
Hyundai Mobility Japanは、6月5日、初のハイパフォーマンスEV『IONIQ 5 N(アイオニック ファイブ エヌ)』を発売した。価格は、858万円。
また、『IONIQ 5 N』の販売開始に伴い、6月5日よりHyundai Customer Experience Center横浜(CXC横浜)にて「N Space」を展開すると発表。「N Space」では、車両の展示に加え、「N」のモータースポーツ関連の取り組みおよびN Performance Partsの展示など、Nブランドの世界観を伝えるための場所として設置された。また、同日よりCXC横浜で試乗予約や購入相談も可能になっている。さらに、Hyundai Citystore 名古屋、Hyundai Mobility Lounge 京都四条でも「N Space」を展開することが発表された。
ハイパフォーマンスブランド「N」は、2015年に公開され、『IONIQ 5 N』を2023年7月英国で行なわれたグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードで発表。
モータースポーツで培ったテクノロジーを兼ね備えたモデルを導入することで、日本のユーザーにハイパフォーマンスEVの新たな在り方や選択肢として認識してもらうことを目指している。その特徴として「Corner Rascal(コーナリング性能)」「Racetrack Capability(サーキットを本気で走れる能力)」「Everyday Sportscar(日常もドライビングを愉しむ)」の3点。高性能四輪駆動システムをベースに84.0kWhの高出力バッテリと、ハイパフォーマンスEVのために開発された熱管理システムなど、様々な専用技術が盛り込まれている。さらに、これまで数々のモータースポーツ競技に参加し培ってきた経験と「N」の高性能車両のテクノロジを組み合わせ、ハイパフォーマンスモデル用のサスペンションやブレーキングシステムなどを開発しつつ、電気自動車に必要な熱管理、回生ブレーキなどの電動化技術を磨いている。フロントモーターは、175kWで、リアモーターでは303kWを発生する。システム合計の最高出力は、448kW(609PS)で、最大トルクが740Nm。これに加え、「N Grin Boost」使用時は、478kW(650PS)/770Nmまで引き上げられる。
ボディサイズは、全長4715㎜×全幅1940㎜×全高1625mm、ホイールベースは3000mmとなっている。