トヨタ 新型「カローラ・ツーリングスポーツ」世界初公開!…パリモーターショー

トヨタモーターヨーロッパは、カローラスポーツのワゴンモデルである新型「カローラ・ツーリングスポーツ」を、10月4日から14日に行なわれるパリモーターショー2018で公開すると発表。また、ワゴンに一定の需要がある欧州主導で開発されている。
カローラ・ツーリングスポーツのデザインは、欧州のデザインセンターが担当。カローラスポーツとフロントマスクを共用するが、ヨーロッパで新たにスタイリングされている。シャープなイメージを与えるルーフラインが特徴で、伸びやかなワゴンフォルムに仕上げた。
パワートレーンには日本仕様のカローラスポーツにも搭載されている1.2Lターボと1.8Lハイブリッドに加え、新開発の2.0Lハイブリッドも用意され、3モデルで展開する。
骨格は、TNGAの「GA-C」プラットフォームを採用し、エンジン搭載位置やヒップポイントを低くすることで敏捷性も向上。また、ボディサイズは、カローラスポーツのホイールベースが2640mmに対して、ワゴンタイプでは2700mmとなり60mm長くなる。そのため、フロントにはマクファーソンストラット式、リアには新開発のマルチリンク式を採用。新しいショックアブソーバーバルブ技術として、アダプティブ・バリアブル・サスペンション(AVS)を導入する。延長されたボディでも乗り心地や操縦安定性、操作性を実現。
ハイグレードには、最新の車載コネクティビティを搭載する。具体的には、世界初の3Dドライバーメーター、プレミアムヘッドアップディスプレイ、JBLグリーンエッジプレミアムサウンドシステム、スマートフォンのワイヤレス充電、タッチ方式のマルチメディアシステムなどを採用したとしている。
カローラ・ツーリングスポーツは、後席が通常の状態で、598リットル(VDA計測法)のラゲッジスペースを確保。更に後席を倒せば、さらにスペースが拡大する。実用性と利便性を両立している。