トヨタ ジャパンタクシー、横浜ゴムのタクシー用タイヤを新車装着
横浜ゴム株式会社は、トヨタ自動車が販売を開始した次世代タクシー『ジャパン タクシー』の新車装着用タイヤとして「タクシーツーリング898」の納入を開始した。装着サイズは185/65R15 88S。
横浜ゴムは、古河グループのタイヤ・ゴムメーカーで、ヨコハマタイヤのブランド名で知られている。現在の主力商品になるBluEarth(ブルーアース)や、スタッドレスタイヤiceGUARD(アイスガード)などがある。
2017年4月より国内市販市場向けに発売したタクシー用タイヤが「タクシーツーリング898」である。新トレッドパターンとアーチ型の断面形状を持つ「マウンド・プロファイル」を採用。タクシー用タイヤに求められる基本性能を高め、偏摩耗を抑制するとともに低燃費性能の向上にも貢献している。
ジャパンタクシーは、「おもてなしの心」を反映した親しみのあるデザインを採用した次世代タクシーである。セダンタイプからスライドドア式のワゴンタイプに変更する事で、優れた乗降性と車椅子を考慮した広い室内空間を確保。パワートレーンは、新開発の直列4気筒1.5リッターLPG(液化石油ガス)専用エンジンとモーターを組み合わせた、新開発LPGハイブリッドシステムを搭載。低燃費とCO2排出量を大幅に低減し、高い環境性能と動力性能を実現。燃費性能は、JC08モード19.4km/リットル。安全面は、衝突回避支援パッケージ「トヨタ セーフティセンスC」や6つのSRSエアバッグの標準装備など、安全装備も充実している。