トヨタ製1.8Lエンジン搭載で220馬力、ロータスの真骨頂「エリーゼ スプリント220」

「エリーゼ」は、ロータスが1996年から販売しているモデルで、現在のロータスのモデルラインアップのなかでもっともベーシックなモデルとなる。
ロータスカーズは1952年設立。事業内容は自動車の製造・販売するスポーツカーメーカーで、軽量スポーツモデルを主力車種としている。1996年にマレーシアの自動車会社プロトンの子会社となり、2017年5月中国吉利汽車(Geely Automobile)がロータスカーズの株式を51%取得。中国吉利汽車傘下のイギリスノーフォークのヘセルを拠点としている。
アルミ製のフレームにFRPのボディを組み合わせるというロータスらしい、ハンドメイドセクションの多い作りも多くのファンに支持されている理由のひとつとなっている。そのアルミフレームの結合はリベットではなく、接着剤を用いるという手法を採用している。
エンジンとミッションはコクピット後方に搭載される純粋なるミッドシップ・リヤドライブ方式。アルミむき出しのコクピットに2席のシートを配置する。ボディはソフトトップのタルガトップを持つもので、シンプル極まりない構成となっている。
「エリーゼ スプリント220」は、878kgのボディにトヨタ製1.8リットルスーパーチャージャーエンジンを搭載。最高出力は220馬力、250Nmのスペックを発揮。ミッションはコンベンショナルな3ペダルの6MTが組み合わされる。価格は745万2000円。