トヨタの会話ロボット「KIROBO mini」がWEBページからだれでも購入可能に

2018年1月31日より、TOYOAのWEBページで、KIROBO miniの販売が開始となった。振り返ると、2017年5月より一部トヨタ販売店(東京・名古屋)で販売開始、2017年11月より全国トヨタ販売店で販売開始、そして今回ネットでも販売開始したという流れになる。
KIROBO miniはのスペックは、座高約10cm、全幅約9cm、奥行き8.6cm、体重183g。内蔵バッテリーはリチウムイオン電池で、バッテリー容量は930mAh。充電端子はUSB Type-C。連続コミュニケーション時間は2時間半で、充電時間は約3時間。二足歩行はできないが、首や腕は動くようになっている。本体価格はトヨタ販売店でもネットでも同じで、税込み42,984円。また、オプションの専用チェア付きキャリアケースは、別売りで税込み6,426円になる。
KIROBOの機能については、対話する・記憶する・成長する・繋がるの4つの機能がある。
「対話する」機能は、目に顔認識や表情認識機能を持つカメラを搭載し、こちらから声かけしなくても、表情を読み取り感情に合わせて話しかける。また、会話機能は月額料金350円の専用スマホアプリとBluetooth接続(通信方式:Bluetooth 4.1 準拠)することが必要になる。
「記憶する」機能は、ユーザーとの何気ない会話や、一緒に行った場所などをどんどんと記憶します。ときには一緒に行った場所の思い出話をすることもある。
「成長する」機能は、会話を重ねながらユーザーの趣味や好みも理解し、連想し話します。ユーザーの気持ちに寄り添うかけがえのないパートナーとして成長していきます。
「繋がる」機能は、ユーザーとのコミュニケーションを重ねることで、クルマやお家の気持ちもわかるようになります。ただし、クルマ連携はプリウスPHV(2017年11月現在)に、11.6インチT-CondectSDナビゲーションシステム(DCMパッケージ)を装着し、DCMパッケージの契約が必要になる。お家の場合はトヨタホームのスマートハウスで、HEMSが搭載され、TSC-HEMSサービスへの加入が条件になる。
トヨタの販売店が近くにない、取りに行く時間がとれないといった場合はネットで買っても良いだろう。なお、現時点でオーダーすると、発送予定日は約1週間となっている。また、販売店での限定特典として、有償での延長保証に加入できるなどのメリットがある。基本的にはトヨタ販売店が近くにあるなら販売店受け取りをおすすめしたい。