トヨタが新型商用車「プロボックス&サクシード」のハイブリッドが11月に登場

トヨタ自動車が11月の中旬から下旬に、新型商用車「プロボックス&サクシード」のHVモデルが追加される予定。ただし、ハイブリッドのグレード構成や価格など細かな日程は未定。

プロボックス&サクシードは、4ナンバーサイズに収まるコンパクトな商用車で、ボンネットを備えるワゴン風のボディを備えている。トヨタの商用車のラインナップの中で、ハイエース&レジアスエースに次いで高い人気を得ているモデルである。
ボディサイズは、全長が4245mm、全幅は1690mmで、最小回転半径は4.9mとなり、狭い裏道や駐車場でも運転しやすく、背が低く低重心なので高速道路での直進安定性も優れている。更に全高が1525mm(2WD)なので、立体駐車場を使いやすいメリットもある。

外観は、仕事で使うクルマなので、不要な装飾は無くシンプルなデザインになっている。
室内は、1日のほとんどを車内で過ごすビジネスマンが満足出来るように開発されている。例えば、1Lの紙パックが収まるドリンクホルダー、ノートパソコンが楽に置ける引き出し式のインパネテーブル、長時間の運転でも身体への負担が小さいフロントシートを採用。
更に荷物を置きやすい低くフラットな床面、ホイールの張り出しを抑えたパッケージ、雨天時の積荷作業やドアの開閉しやすさに配慮したバックドアデザインなど、使い勝手を考慮した荷室スペースは作業の効率アップに繋がる。

現在のエンジンは、プロボックスが直列4気筒の1.3リッターと1.5リッター、サクシードは1.5リッターを搭載。そして、ここに新しくハイブリッドが加わる。
燃費はアイドリングストップ機能により、1.5リッター車(2WD)で19.6km/Lを達成。また、2WD車はエコカー減税対象車になる。