トヨタ、欧州で新型バッテリーEV『アーバンクルーザー』世界初公開

トヨタ自動車の欧州部門は、12月12日に欧州市場に投入する新型バッテリー電気自動車(BEV)『アーバンクルーザー』を世界初公開した。2025年のブリュッセルモーターショーで、一般公開を予定している。

新型BEV『アーバンクルーザー』は、SUVデザインを採用する新型BEV。モデルラインアップは、バッテリー容量49kWhで出力106kW/トルク189Nmの2WD(FF)モデル、バッテリー61kWhで出力128kW/トルク189Nmの2WD(FF)モデル、バッテリー61kWhで出力135kW/トルク300Nmの4WDモデルの3モデルを設定する。

『アーバンクルーザー』には、BEV専用の新しいプラットフォームを採用。このプラットフォームは、構造設計によりフロアにクロスメンバーを不要とし、バッテリーを収容するためのスペースを拡大。頑丈でありながら軽量で広々とした車内空間を提供する。ボディサイズは、全長4285㎜×全幅1800㎜×全高1640mm、ホイールベース2700mm。既にラインアップされるBEV『bZ4X(日本仕様)』のボディサイズと比較するとひとまわり小さいモデルとなる。

トヨタは、欧州市場において、2026年までにBEV専用プラットフォームを使用する6つのBEVを含む、15のゼロエミッション車をラインナップする予定で、『アーバンクルーザー』はその1台となる。