トヨタ、新型『ランドクルーザー“FJ”』世界初公開・・日本発売は2026年の年央予定
トヨタは、新型『ランドクルーザー“FJ”』を世界初公開した。なお、日本での発売は、2026年の年央を予定している。

新型『ランドクルーザー“FJ”』の外観は、サイコロをモチーフとした直方体ボディと角をそぎ落とした面取り構成のデザイン。フロントは、『ランドクルーザー』らしい無骨なフロントグリルを採用。また、バンパーまわりは、別体式となっており破損時の部品交換コストを下げている。リアは、絞り込まれており空力面への配慮が行なわれている。





「FJ」では、荒れた道路の多い新興国での実績を持つIMV(Innovative International Multi-purpose Vehicle)フレームシャシーを採用。そのためサスペンション形式は、フロントがダブルウイッシュボーン式、リアがトレーリングリンク車軸式となっており、メンテナンス性と信頼性に優れる。搭載するエンジンは、「2TR-FE型」直列4気筒2.7リッターガソリンエンジン。最高出力は120kW、最大トルクは246Nmと「FJ」用に調整が行なわれている。駆動システムは、パートタイム4WDシステム。H2、H4、L4の2WD、4WD切り替え機構を備え、リアデフロック機能も持つ。トランスミッションは、6速ATの6 Super ECTのみを用意。ボディサイズは、全長4575㎜×全幅1855㎜×全高1960㎜。ホイールベースは、「FJ」のために新たに開発された2580mmのホイールベースを採用。これにより、「250」の最小回転半径6.0mに対し、「FJ」は、最小回転半径5.5mを実現。








安全装備は、TSS(Toyota Safety Sense)3を搭載。パーキングブレーキは、手引きの機械式のため、電動パーキングブレーキとは異なるため渋滞時停止保持機能などに一部制約があると思われるが、プリクラッシュセーフティなどを持つ最新のADAS(Advanced Driver Assistance Systems)を装備する。
今後、カスタマイズ仕様などの導入を予定しており、海外カスタマイズ仕様として丸目のランクルFJの展示も行なわれていた。









