トヨタ、レンタカーサービスでレクサス車を扱う「プレミアムクラス」新設

トヨタ自動車は22日、レンタカーサービスにレクサス車を取り扱った「プレミアムクラス」を新設し、トヨタレンタリース店にて4月2日よりサービスの提供を開始すると発表した。
発表によると、自動車業界が100年に1度の変革期にある中で、従来の「所有」だけでなく「利活用」のニーズが高まっおり、レンタカー市場全体での保有台数も、2013年末の約61万台から2017年末は約80万台と大幅に増加。その中でもプレミアムレンタカーの保有台数は、2013年末の約5,000台から2017年末には約9,000台と、市場全体を上回る伸び率になっている。
今回の「プレミアムクラス」はこうしたニーズに応えるものであり、またレクサス車の魅力をレンタカーで気軽に体感できる機会の拡大も目的としている。主な取り扱い車種は、様々な利用シーンに対応するため、セダンの「LS」「GS」「IS」、ハッチバックの「CT」、SUVの「RX」「NX」を用意(店舗によって取り扱い車種に差異あり)。また、車種ごとに最新型の車両「CURRENT」とモデルチェンジ前の車両「PREVIOUS」の2つの価格帯で商品を設定し、幅広いニーズに対応する。価格は標準料金(1時間ごと)が2160円~5400円。以後1日ごとが1万9980円~5万4540円。
CURRENTの料金
LS/LSハイブリッドは、6h/4万1040円・12h/5万4540円・24h/6万8040円。
GS/GSハイブリッドは、6h/3万240円・12h/3万9960円・24h/5万220円。
IS/ISハイブリッドは、6h/2万5920円・12h/3万4560円・24h/4万3200円。
CTは、6h/2万2140円・12h/2万9700円・24h/3万7260円。
RX/RXハイブリッドは、6h/3万240円・12h/3万9960円・24h/5万220円。
NX/NXハイブリッドは、6h/2万5920円・12h/3万4560円・24h/4万3200円。
PREVIOUSの料金
LS/LSハイブリッドは、6h/2万5920円・12h/3万4560円・24h/4万3200円。
GS/GSハイブリッドは、6h/2万2140円・12h/2万9700円・24h/3万7260円。
IS/ISハイブリッドは、6h/1万8900円・12h/2万4840円・24h/3万1320円。
CTは、6h/1万5120円・12h/1万9980円・24h/2万4840円。
RX/RXハイブリッドは、6h/2万2140円・12h/2万9700円・24h/3万7260円。
NX/NXハイブリッドは、6h/1万8900円・12h/2万4840円・24h/3万1320円。
同サービスは、4月2日時点で東京を中心とする一部地域(14都府県)の一部店舗にて取り扱いを開始。4月時点の取り扱い地域は、岩手県、宮城県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、福井県、愛知県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、和歌山県、福岡県。順次全国へサービスエリアを拡大していく予定。また、都心部や空港・主要駅の店舗での取扱いが中心になる。
4月2日~6月30日の期間は「プレミアムクラス体感キャンペーン」を実施。キャンペーン期間中、プレミアムクラスを利用者したお客様には、「SuiRichAromaエッセンスハンドクリーム」をプレゼント。更に利用後キャンペーンサイトで、体感アンケートに回答した利用者には、抽選でカタログギフトがプレゼントされる。
レンタカーのニーズが高まったのは、レンタカーでは出来ない車のカスタムなどを、趣味として楽しむスーパーカー世代の年代に比べ、若い世代の車離れが原因になるだろう。もし、所有する場合には必要のない村や市もあるが、車庫証明(駐車場の確保)の準備や車検、税金などの維持費が掛かる。その点を考えれば毎日乗らないユーザーならレンタカーの方が家計にも優しいし、状況に合わせて色々な車種を使用出来る利点もある。