トヨタ、ハイブリッドの歴史など紹介予定

トヨタ自動車は、幕張メッセで開催された「オートモビルカウンシル 2017」に出展した。「オートモビルカウンシル」は、国内外の自動車メーカーとヘリテージカー販売店などが会する、それまで日本になかったスタイルのイベント。国内外の自動車メーカーやヘリテージカー販売店による車両展示、自動車関連グッズの販売、オーナーズクラブ、イベントオーガナイザーの紹介などが企画されている。

トヨタは「プリウス誕生20年」をテーマに、自動車の動力源の歴史とともに、初代『プリウス』開発時のエピソードやプリウスが社会に与えた影響などを紹介。

展示車両は、今回のテーマである初代『プリウス』や新型『プリウスPHV』に加え、1977年の東京モーターショーに出展した、ハイブリッド車のトヨタ『スポーツ800ガスタービン・ハイブリッド』を展示。

『プリウス』は、1995年にプロトタイプをモーターショーに展示した後、1997年に世界初の量産ハイブリッド車として誕生した。2012年(3代目)からプラグインハイブリッド車(PHV)の販売が開始する。そして、現在世界93カ国で販売している。また、同じ車種でも日本とは違う車名を使う国や地域もあるが、『プリウス』は世界共通の車名である。

『スポーツ800』は、トヨタが1965年から1969年まで製造されていた小型のスポーツカーで、愛好者からはヨコハチと呼ばれている。そして、1965年からハイブリッドカーの研究を進める中で、試作車として1977年の東京モーターショーに『スポーツ800ガスタービン・ハイブリッド』を出展。この時のハイブリッドシステムは、スポーツ800のボディにガスタービンエンジンと電気モーターを組み合わせたハイブリッド車になる。

他にも過酷な耐久レースである世界耐久選手権(WEC)にハイブリッド車で参戦する為、開発されたプロトタイプレーシングカー『TOYOTA GAZOO Racing TS050 HYBRID』を展示。