ダイハツ、スライドドア採用の新型『ムーヴ』登場・・135万8500円~
ダイハツは、6月5日に軽乗用車『ムーヴ』をフルモデルチェンジして発売する。価格は、135万8500円~202万4000円。

新型『ムーヴ』は、快適な走りとWLTCモードで22.6km/Lの燃費性能を両立。優れた基本性能や充実した快適で便利な機能など、軽自動車に求められる魅力を進化させながら135万円からという価格を実現。
新型『ムーヴ』のエクステリアデザインは、フロントからリアに吹き抜けるキャラクターラインやウィンドウグラフィック、動きのある表情を持たせたフェンダーやリアピラーにより、軽快に走りそうな躍動感を表現。フロントまわりは、グリルとヘッドライトをシームレスにコンビネーションさせ、大胆かつ先進的な表現とするとともに、すっきりとした面と線の構成で、凜々しく端正な印象を演出。ボディカラーは、端正で凜々しい形状が際立つ上質な色として「グレースブラウンクリスタルマイカ」を新たに開発。ドライブシーンを魅力的に演出する2トーンカラーも加えた全13パターンを展開。また、メーカーオプションと、ディーラーオプションを組み合わせることで印象を変えられるアナザースタイルを設定。ダークメッキを基調とし、大人のスポーティさを演出した「ダンディスポーツスタイル」と、カッパー色の加飾を基調とし、大人の上品・上質さを強化したノーブルシックスタイルの2種類を用意。















インテリアデザインは、ドアアームレストにシートと同様の色・素材を使用することで、インテリア全体の統一感を出すだけでなく、腕への負担を軽減した。また、「RS」「G」グレードでは、シルバーステッチ付きのネイビー表皮、シルバー塗装やメッキ加飾によりさらに魅力的な上質空間を演出。パッケージングシートアレンジは、十分な前後乗員間距離(1055mm)を確保し、後席スペースでもゆとりを感じられる高い居住性を実現。荷物の積み下ろしをスムーズに行える開口部の広さなど、毎日の使い勝手に寄り添ったパッケージを採用した。リアシート左右分割ロングスライドにより、豊富なシートアレンジはもちろん、荷物の大きさに応じて、荷室スペースのアレンジも可能としている。








新型では、全グレードに『ムーヴ』として初めてスライドドアを採用。スライドドアは、パワースライドドアが閉まりきる前にフロントドアハンドルのタッチ式リクエストスイッチに触れることで、ドアロックを事前に予約できるタッチ&ゴーロック機能を搭載。降車の際、インパネに設置したスイッチを押すことで、クルマに戻ったときのパワースライドドアの自動オープンを予約でき、買い物の際など、両手に荷物を抱えていても、車両に近づくだけで開錠操作をすることなくパワースライドドアが自動で開くウェルカムオープン機能を一部グレードに採用し、利便性を向上させた。また、半ドアから自動で全閉するイージークローザー機能を搭載することで、誰でも楽にドアを閉められるスライドドアイージークローザー(左右)も一部グレードに採用している。

新型では、「DNGA」による高い基本性能をベースにばねやショックアブソーバー、ステアリング特性を『ムーヴ』専用に設定し、動き出しから振動感が少ないすっきりした乗り心地やきびきびと思い通りに曲がれる操縦安定性を実現。「RS」グレードには、ターボエンジンとD-CVTを搭載し、高速道路や山間路でも余裕のある力強い加速性能を実現するとともに、ステップシフトを採用することでリズミカルなエンジン音の変化によるリニアな加速感を演出。15インチタイヤと高性能ショックアブソーバーを採用することで、トップモデルらしいさらに上質な乗り心地と動力性能に見合った高い操縦安定性を確保している。
快適なドライブをサポートする機能・装備として、電動パーキングブレーキ+オートブレーキホールド機能を「RS」「G」に標準装備。シフト操作に連動したパーキングブレーキの作動やアクセル操作による解除で、日常の運転時から渋滞時までドライバーの疲労軽減に寄与する。さらに、運転席・助手席シートヒーターや360°スーパーUV&IRカットガラスを採用し、運転する人から乗る人まで、すべての人が快適に過ごせるよう配慮。ワイヤレス対応のApple CarPlayやAndroid Auto、20機能を搭載した9インチディスプレイオーディオ(メーカーオプション)を設定し、音声認識に車両制御機能を対応させることで、音声のみでのエアコン操作やメーターの一部の情報、警告音の確認などが可能になり、利便性を向上。加えて、大画面で見やすい10インチスタイリッシュナビを採用。前後方に加え室内録画もできるドライブレコーダーをディーラーオプションに設定し、安全安心なカーライフをサポートする。また、ワイヤレス充電規格Qi(チー)やHDMIソケット(インパネ1口)をセットで設定することで車内の快適性を向上させている。

安全装備は、17種類の予防安全機能を採用した最新の「スマートアシスト」を設定。最新のステレオカメラの搭載により、衝突警報機能や衝突回避支援ブレーキ機能を夜間歩行者検知と追従二輪車検知に対応させるとともに、検知距離、対応速度の向上を実現。ブレーキ制御付誤発進抑制機能の採用により、万が一の踏み間違いの際に急発進を抑制する。また、ACC(アダプティブクルーズコントロール)を「RS」に標準装備、「G」にメーカーオプション設定し、長距離運転や高速走行時の運転負荷軽減に寄与するとした。安全なドライブをサポートするディーラーオプションとして、車線変更時などに接近してくる後方車両を検知し、ピラーに設置したインジケーターとブザー音でドライバーに知らせることで、衝突回避を補助するBSM(ブラインドスポットモニター)を採用。専用の電子カードキーによるドア解錠で急アクセル時の加速を抑制する機能が作動し、障害物の有無に関わらず、アクセルの踏みすぎや踏み間違いを検知すると警報ブザーとメーター部のディスプレイ表示でドライバーへ注意喚起するとともに、クルマの加速を抑制する「プラスサポート(急アクセル時加速抑制)システム」も採用。専用電子カードキーでドアの解錠をすると自動でプラスサポートが始動するため、設定は不要となる。さらに、緊急時以外の機能も充実させた最新のダイハツコネクトを採用(9インチスマホ連携ディスプレイオーディオ、6.8インチスマホ連携ディスプレイオーディオ、10インチスタイリッシュナビに対応)。スマートアシストの作動回数を過去7日分表示し、安全運転を促進する「スマアシレポート」、ドアロックやハザードランプ消灯忘れなどをスマートフォンに通知する「うっかりアシスト」を新設定。ディスプレイオーディオやコネクト対応ナビ、スマートフォンに車両のメンテナンス時期を通知する機能やリコール開示日10~18か月後時点で未実施の場合、スマートフォンに通知する機能も追加した。加えて、過去1年分の走行履歴を記録する機能も新設定している。