スズキ、新型『クロスビー』発売・・215万7100円~250万300円

スズキは、新型『クロスビー』を、10月2日に発売する。価格は、215万7100円~250万300円。

新型『クロスビー』は、アクティブシーンに似合うデザインと、使いやすく広い室内空間といった『クロスビー』本来の特徴に加え、先進安全装備や快適装備の拡充、走行性能などを進化。WLTCモード燃費も従来の最良値18.2km/L(4WD:17.0km/L)から22.8km/L(4WD:21.0km/L)へと向上することに成功。また、経済産業省や国土交通省などが普及を推進する「サポカーS ワイド」、国土交通省による「ペダル踏み間違い急発進抑制装置(PMPD)認定車」に該当する。

エクステリアは、たくましさを感じさせる角を丸めた四角をモチーフとすることでSUVらしい力強さを表現。アルミホイールは、『クロスビー』のXをモチーフにタフさを感じさせるデザインを採用。ボディカラーは、遊び心と力強さを兼ね備えた新色「ミスティックブルーメタリック」など、2トーン9色、モノトーン4色の全13通りのカラーをラインアップ。ボディサイズは、全長3760㎜×全幅1670㎜×全高1705㎜、ホイールベース2435mm。

インテリアは、革とステッチを模したパネルや二段式センターコンソールの採用により小型車らしい上質さを表現。インパネやドアトリムを全面刷新し、SUVらしい力強さと上質さを表現しつつ、フロントドアトリムとインパネが繋がり室内が広く見えるデザインを採用。また、レザー調&撥水ファブリックシート表皮、専用カラーを使用したインテリアとヘッドアップディスプレイ、LEDルームランプをセットにしたアップグレードパッケージを「HYBRID MZ」に設定した(6万9300円)。

パワートレーンは、先代で搭載されていた直列3気筒DOHC1.0リッターターボ「K10C」型エンジンから直列3気筒DOHC1.2リッター「Z12E」型エンジンに変更。これにCVTを組み合わせ、燃費性能を高めて全車エコカー減税の対象とした。「Z12E」型エンジンの最高出力は、59kW(80PS)/5700rpm、最大トルクは、108Nm(11kgfm)/4500rpmとなり、出力&トルクは従来比で19PS/42Nm減となる。一方でモーターは、「WA06D」(従来はWA05A)となり、最高出力は、2.3kW(3.1PS)と共通なものの最大トルクは、60Nm(従来は50Nm)へと高められた。また、「スポーツモード」「スノーモード」「グリップコントロール」「ヒルディセントコントロール」を2WD車にも採用したほか、コーナリング時の膨らみを抑えるアクティブコーナリングサポートも採用。さらに、減衰接着剤の採用などにより、快適な乗り心地と高い操縦安定性・静粛性を実現。

安全機能では、ミリ波レーダーと単眼カメラの組み合わせにより、検知対象を車両や歩行者、自転車、自動二輪車とし、交差点での検知にも対応した衝突被害軽減ブレーキ「デュアルセンサーブレーキサポートII」を採用し、アダプティブクルーズコントロール(ACC)[全車速追従機能付]や車線維持支援機能、車線逸脱抑制機能を標準装備。また、アクティブコーナリングサポートやブラインドスポットモニター、スズキ国内初となる7インチメーターディスプレイ(カラー)を新採用するなど、機能の拡充が図られている。そのほかの装備では、パーキングブレーキの作動・解除の操作を指先で行なえる電動パーキングブレーキ(ブレーキホールド付)、ステアリングヒーター(HYBRID MZに採用)、急速充電に対応したUSB電源ソケット(Type-C、Power delivery対応)などを採用。また、スズキ緊急通報やリモートエアコンなどのアプリ機能を利用できるスズキコネクトにも対応させている。

モデルエンジン変速機駆動方式燃料消費率 WLTCモード走行(km/L)エコカー減税(重量税)価格
HYBRID MX直列3気筒DOHC 1.2リッター(マイルドハイブリッド)CVT2WD(FF)22.825%2,157,100円
4WD21.0本則税率2,333,100円
HYBRID MZ2WD(FF)22.825%2,335,300円
4WD21.0本則税率2,500,300円