ジープ、『ラングラー』新エントリーグレードに加え2種類の限定記念モデル
ジープは、5月10日に本格オフローダー『Wrangler(ラングラー)』のフェイスリフト版を発売。さらに、新型モデル発表を記念した限定モデル2車種も発売している。
新型発表記念モデル「アンリミテッド ルビコン ハイ ベロシティ」は、新型『ラングラー』のアイデンティティを際立たせるビビッドな黄色のボディカラーをまとった限定10台のモデル。抽選販売となり、5月10日~5月17日まで申し込みを受け付ける。
300台限定の「アンリミテッド サハラ ローンチエディション」は、「アンリミテッド サハラ」ベースにトレドノース(ラングラーの生産工場)の地形柄入りフェンダーデカール、およびジープの誕生年である「1941」のロゴ入りテールゲートデカールを特別装備。ボディカラーは、限定モデルならではの特別色の「アンヴィル C/C」となる。
全3グレード構成で、新設定のエントリーグレード「Unlimited Sport(アンリミテッド スポーツ)」が799万円、中間グレード「Unlimited Sahara(アンリミテッド サハラ)」が839万円、上位グレード「Unlimited Rubicon(アンリミテッド ルビコン)」が889万円。また、限定モデルの価格は、限定10台の「Unlimited Rubicon High Velocity(アンリミテッド ルビコン ハイ ベロシティ)」が899万円で、限定300台の「Unlimited Sahara(アンリミテッド サハラ)ローンチエディション」が849万円。
新型『ラングラー』は、伝統的な要素を受け継ぎつつ、よりタフで快適な走行を可能にするデザインとした。走行面では、「アンリミテッド ルビコン」のみ「フル・フロート・リアアクスル」を新搭載。従来のセミフロート構造と比べてより強固で堅牢な構造になり、最大牽引能力が向上している。
新型では、新しいブラックテクスチャーの7スロットグリルをベースに、「アンリミテッド スポーツ」および「アンリミテッド ルビコン」にはニュートラルグレーメタリック、「アンリミテッド サハラ」にはプラチナシルバーのグリルサラウンドを採用。また、ホイールのデザインをよりスタイリッシュに変更。「アンリミテッド スポーツ」は、グレーアクセント入りの17インチアルミホイールにオールテレインタイヤ。「アンリミテッド サハラ」は、18インチアルミホイールにオールシーズンタイヤを装着。最もハードコアなグレードである「アンリミテッド ルビコン」は、専用の17インチアルミホイールにマッド&テレインタイヤを装着。さらに、従来のマストアンテナからフロントウインドシールドに統合したアンテナを全グレードに初採用し、よりスタイリッシュな外観になったと同時に、オフロード走行時の小枝の引っ掛かりも抑制。また、従来のマストアンテナの位置には「Trail Ratedバッヂ」が装着される。
内装について、「アンリミテッド サハラ」および「アンリミテッド ルビコン」は、フロントシートにより快適なドライブを実現する「12ウェイパワーアジャスタブルシート」をラングラーとして初採用。また、『ラングラー』として初めてサイドカーテンエアバッグをフロントおよびリアに採用。全グレード標準装備。さらに、第5世代の「Uconnect5システム」を搭載した新12.3インチタッチスクリーンを全グレードに標準装備。Apple CarPlayおよびAndroid Autoに対応し、Apple CarPlayは、ワイヤレス接続も可能とした。