シトロエン、『ベルランゴ』『ベルランゴロング』改良・・価格439万円~

シトロエンは、10月4日にマルチパーパスビークル(Multi-Purpose Vehicle:MPV)『Berlingo(ベルランゴ)』および『Berlingo Long(ベルランゴ ロング)』を一部改良して発売した。価格は、『ベルランゴ』が439万円、『ベルランゴロング』が457万円。
さらに、改良モデルを記念した特別仕様車「Berlingo MAX XTR Launch edition BlueHDi(ベルランゴ マックス エックスティーアール ローンチエディション ブルーエイチディーアイ)」を設定。特別仕様車は、アドバンスドコンフォートシート(フロント)、17インチホイール、フロント/リアスキッドプレート、専用カラーダッシュボード、専用エアバンプカラーアクセント、XTRバッヂなど専用装備を装備。ボディカラーは、「ブルー キアマ」のみとなっている。価格は、457万2500円。

改良モデル『ベルランゴ』は、日本で初めて新世代のブランドロゴを導入した他、新しいフロントフェイスを加え、各所にさまざまなブラッシュアップが施された。
エクステリアは、2022年のパリモーターショーで発表した「Oli concept(オリ コンセプト)」の流れをくむ、次世代シトロエンデザインを随所に採用。フロントは、シトロエン創業時のロゴをオマージュした新型ロゴをセンターに配し、中央から波紋のように広がるブラックの模様で、見る人の視線を3枚のパーツで構成されたフロントライトへと誘導。サイドは、ドアに配したサイドエアバンプと、カラーアクセントがドアまわりの表情を引き締めるとともに車体を保護する。ボディカラーは、新色の「ブルー キアマ」および「グリーン シルカ」に「ブラン イシ」を加えた3色展開。

インテリアは、ブラックで統一したダッシュボードにグレーのセンターコンソールやドアハンドルを組み合わせ、落ち着いた印象を実現。中央のタッチスクリーンは、従来の8インチから10インチにサイズアップし、インフォテイメントシステムも刷新。オーナー自身で車両のソフトウェアアップデートも可能となった他、CarPlay/Android Autoに対応したType-C のUSBコネクタが装備された。運転席まわりは、メータークラスターが従来のアナログメーターからデジタルメーターへと変更。メーター内の表示をドライバーの好みに設定することが可能な他、ステアリングホイールを2スポークタイプに変更し、ステアリングの形状をわずかに楕円形状にすることで操作性の向上が図られた。さらに、ステアリングヒーターを装備して冬季の快適性を向上。5人乗りモデルは、車内に解放感をもたらすガラスルーフと、多機能ルーフストレージを1つにした「Modutop(モジュトップ)」を従来モデルに引き続いて採用。20か所以上の豊富な収納スペースを備えている。7人乗りモデルは、2列目シートを畳んだ際の最大ラゲッジ容量が2693Lと、荷室の容量を最大化。さらに、助手席を畳むことでサーフボードなどの長尺物が積載可能な3060mmのスペースを確保(5人乗りモデルは最大2126L、2700mm)。また、5人乗りと、7人乗りモデル共に装備する「リアオープニングガラスハッチ」は、リアゲートを開けずにトランクの荷物を出し入れできる。

運転支援機能では、ミリ波レーダーの追加により、アクティブクルーズコントロールの性能が向上し、停止後3秒以内の再発進が可能とした他、右寄りや左寄りなど、ドライバー任意の位置で車線内のポジションを維持するレーンポジショニングアシストを新たに追加したことで、ロングドライブにおけるドライバーの負担軽減を実現。また、クルーズコントロール&スピードリミッターのスイッチを、従来のステアリングコラムからステアリング上に変更したことで、より直感的な操作を可能にした。

10月12日~14日は、デビューフェアを開催。Webで来店予約し、フェア期間中に来場した人の中から抽選で各店舗5名に「シトロエンオリジナルトランクオーガナイザー」をプレゼントするほか、アンケートに回答したイベント来場者全員に「シトロエンオリジナルスマホストラップ」がプレゼントされる。