コンチネンタル、新製品のスタッドレスタイヤ「NorthContact NC7」発売

コンチネンタルタイヤジャパンは、冬の日本戦略新製品としてスタッドレスタイヤ「NorthContact(ノース・コンタクト)NC7」を、9月1日より順次発売すると発表した。

「NorthContact NC7」は、低温、凍結、雪の多い路面状況での走行安全を開発の第一目標にし、より安全・安心な氷雪路の走行を実現するスタッドレスタイヤ。「ワンランク上の氷雪路での走破性」「スタッドレスタイヤであっても、こだわった乗り心地と静粛性」「良好な柔軟性を維持し、経年劣化に強い耐久性」が特徴。また、日本のドライバーのために静粛性に対してこだわり、柔軟性を維持するコンパウンドを使用することで、より長い年月での使用にも性能を安定させることができるとしている。

「NorthContact NC7」は、新世代ノルディックコンパウンドの採用により、極低温環境でのタイヤの性能を向上。天然由来の柔軟剤である菜種オイルを加えるなど、コンパウンド技術のアップグレードにより、トレッドコンパウンドはより柔らかくなり、低温におけるさまざまな道路状況における使用にも柔軟に適応。最適化されたトレッドポリマーネットワーク構造により、トレッドは柔らかい状態でも十分な強度を維持できるため、走行時の変形を抑制、耐久性を確保、転がり抵抗の低減を同時に実現させる。

「NorthContact NC7」は、左右非対称を基調とした「ゲッコー・グラブパターン2.0」と呼ばれる最新のパターンテクノロジーパッケージを採用。雪や氷上でのタイヤのグリップ力を高め、優れたブレーキングと十分なトラクションを実現。

カーカスプロファイルは、幅広に特別設計。これによりタイヤの路面との接触面積が増加し、特に接地面効果による氷上性能を向上。氷路面のみならず、ドライ・スノーなど様々な路面状況でのグリップを向上させた。

千鳥状のパターンとサイプの設計により、幾何学的な角度を最適化、トレッド・ブロックが地面に接地するタイミングを分散することで気柱共鳴音の伝達を抑制。車内への騒音レベルを低減し、快適性の高いドライブ体験を提供する。

サイズは、15インチから21インチの計45サイズで、今後も拡大予定。価格は、オープンプライスとなっている。