コンチネンタル、スタッドレスタイヤの新製品「VikingContact 8」

コンチネンタルタイヤジャパンは、プレミアムスタッドレスタイヤの新製品「VikingContact(バイキング・コンタクト)8」を、9月1日より順次発売すると発表した。

最新テクノロジーを投入して開発した「VikingContact 8」は、従来品の「VikingContact 7」の雪上や氷上性能の更なる強化に加え、転がり抵抗の改善やノイズの低減などプレミアムである要素を兼ね備えたスタッドレスタイヤ。これにより、ウィンター性能だけでなく、環境性能と快適性能に対する期待にも応えている。

最新テクノロジーが投入された「VikingContact 8」は、全サイズで欧州タイヤラベリングの「ノイズレベル」で「A」を獲得。コンパウンドによって走行中に発生する振動や騒音などの不快な要素を吸収し、車内ノイズを軽減させ、新しい回転方向のあるパターンレイアウトとの相乗効果で、より快適な静粛性を実現。また、新しいパターンレイアウトは、接地面の形状を改良し、トレッドブロックの配列を最適化。その結果、ウィンター性能だけではなく、外部への騒音による環境への影響を最小限に抑えている。

エネルギー効率を向上するトレッドパターン、コンパウンドと構造
「転がり抵抗性能」では、主要サイズで欧州タイヤラベリングで「A」または「B」を獲得。新設計のパターンとコンパウンドの組み合わせにより、走行中のタイヤ内部の変形を軽減。エネルギー損失を最小限に抑制し、転がり抵抗を低減させた。また、熱損失しにくい新素材を使用することで、エネルギー損失が減り、更なる転がり抵抗の低減を実現。転がり抵抗の低減により、燃費(電気自動車においては航続可能距離)の向上に貢献。

最新世代のノルディックコンパウンドは、シリカとの相互作用が改善された独自のアイスポリマーを特徴としている。氷の路面でのブレーキングやコーナリング時に優れたグリップ力の向上を実現し、極寒の条件下でも柔軟性を保ち、雪や氷の上で優れたグリップとトラクションを確保。

ショルダー・ブロックにある新しい3レイヤーサイプは、ストレート、ジグザグ、波型の3つの異なる形状を持つ、多機能なデザインとして開発され、様々な気象条件に対応して優れたトラクションを発揮させる。

サイズは、15インチから22インチまでの全57サイズで今後も拡大予定、価格は、オープンプライスとなっている。