アルピーヌ、新型バッテリーEVモデル『A390』に2グレード設定

アルピーヌは、5月27日(現地時間)に新型BEV(バッテリー電気自動車)モデル『A390』をフランスで発表した。日本導入は、現在検討中。

新型BEV『A390』は、アルピーヌブランドのDNAを継承し、「A110」のような爽快なドライブフィールに加えて実用性も備えたスポーツファストバックモデルとなる。
バッテリーは、89kWhリチウムイオンバッテリーを搭載。「GTS」の最高出力は、345kW(470HP/808Nm リアモーター508Nmを含む)で、0-100km/hが3.9秒、 0-1000mが22.5秒、最高速が220km/h。「GT」の最高出力は、295kW(400HP/650Nm)で、0-100km/hが4.8秒、0-1000mが24.1秒、最高速が200km/h。航続距離は、520~555㎞(WLTP値)。そして、フロントに巻線型同期モーターを1台と、リアに永久磁石同期モーターを2台で構成された3モーターの4WDシステムを搭載し、アルピーヌが独自に開発した各ホイールのトルクを変化させる機能「トルクベクタリングシステム」によって、高いダイナミズム、安全性、俊敏性を実現。グレードは、「GT」と「GTS」を設定。

新型BEV『A390(欧州仕様値)』のボディサイズは、全長4615㎜×全幅1885㎜×全高1532㎜、ホイールベース2708mm。